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2008年5月

2008年5月31日 (土)

こんなおしまい電池の切れた電子辞書

娘は、電子辞書“命”!
いまや彼(?)なしでは生きていけないらしい。
電池が切れた、電池がないと悲嘆にくれている。

最後に教えてくれたことばは何だったの?と聞いたら、
「縁起でもないこと言うな!」と叱られた。
たまには本の辞書も使ってごらん。
思わぬ言葉と出会えたりするんよ・・・。
と言っていたら、使っているではないか、電子辞書君。
・・・私の辞書から電池抜かれた!

亡父との最後の会話が、どうしても思い出せない。

2008年5月30日 (金)

おはようおはよう牛乳瓶の口

今日は、“口”を見つける。
ぽってりとやさしい「おはよう」の口。

川柳句集、俳句集、短歌集の読後感について思う。
私の場合、
明るい前向きは、直射日光に当たったようにしんどい。
暗い後ろ向きは、長く水に浸かったように疲れる。
静かな前向き、これが一番合っている。
やさしい屈折がかかっていると、なお好き。
捻じ曲がった屈折は、苦しい。

さて、私の句をまとめたらどうなるのだろう?
自分のことは、分からないものだなぁ・・・。

2008年5月29日 (木)

愛されるキティちゃんには口なくて

愛されるけれど、愛し合えないね。
憎まれないけど、さみしいね。

山積みのキティちゃん、
ひとりのキティちゃん、
どっちもこわい。

2008年5月28日 (水)

ひらがなになるまで青を抱いている

しずかな波の一日。
重たいメール。
弾んだメール。
枇杷が届く。

夜、しずかな波に雨。
波が雨を包み、溶け合う。

2008年5月27日 (火)

踊り子の髪に火のつく天下茶屋

はるか昔、駅ビルのちいさなエプロンステージで踊ったことがある。
曲がはじまり、ステージまで螺旋階段をおりる。
階段途中でコンタクトレンズが外れた。
指でキャッチしたレンズ・・・咄嗟に口に放り込んだ。
ステージ中央に三歩すすみ、ピルエットで回転。
その瞬間、飲み込んでしまった。
なかなかいい判断だったのに、惜しかった。

“本番”は、なにがあろうと、やり通さねばならない。
すっ転ぼうが、髪が燃えようが・・・。

2008年5月26日 (月)

骨と骨つなぐみつからないように

「桐ちゃんの川柳って、ある意味投げやりだよね」と言われた。
彼女に言わせると、私の川柳は、6か7しか言わず、読み手に委ねているらしい。
抜き襟の後姿からほんの少し横顔をみせて、「どうぞお好きに~」と言ってるイメージなのだとか・・・きゃ~、色っぽいやんか~!

今日その話をしていて、自覚してなかったけど私のクセかも?と言ったら、「それはクセじゃなくて、スタイルって言わないと」と言われた。“スタイル”、なんかカッコイイやんか~!
上機嫌です~。酔っ払いとも言います~!

2008年5月25日 (日)

私の巨大迷路にいらっしゃい

出口がありそうで、なかなか見つかりません。
木立や花野もあれば、長い石壁がつづいたり、よどんだ沼もあります。
入場無料。制限時間もありません。
おひまなときに、ごいっしょしませんか?
あ、よく冷えたビールをお持ちくださいね。

2008年5月23日 (金)

別の名をつけて保存をするわたし

刺激的な映像に触発された夜。
まだ言葉にならない新しい感覚を覚えたわたしを、
わたしと混ざらないようにおいておこう。

2008年5月22日 (木)

うつくしい背伸びのままにヒメジョオン

明日は、今日より少しでも成長したい。
もっと、いい作品を作りたい。
純粋な上昇志向は、ヒメジョオンのように素朴でうつくしい。

有名になりたい、えらくなりたいも、上昇志向ではあるけれど、
凛とした立ち姿には見えないなぁ。

2008年5月21日 (水)

桃ゼリーとろりとひとり昼下がり

お礼状をしたためる。

子どもの頃から、お礼が不得意だった。
お土産や入学、進級のお祝いをいただくたび、
お礼を言わされたり、書かされたりするのが大の苦痛。
「ありがとう・・・」のあとが続かないのだ。
おまけに私は、喜び方のテンションが低いらしく、
可愛げがないとよく叱られた。

礼状を仕上げ、ほっと一息・・・。
「ありがとう」が伝わりますように・・・。

2008年5月20日 (火)

俎の首ごろごろと定まらん

子どもがちいさいときからずっと仕事をしていたので、手間いらずのおいしい料理を常に探求してきました。
手抜きといえば手抜きかもしれないけれど、素材をこねくりまわさず、持ち味を生かしたシンプルな料理も多いと思います。

そんな“放置プレイシリーズ”の中でも、最近いちばん気に入っているのが、「鶏のかぼす胡椒焼き」。
作り方はチョー簡単!
 1、鶏モモ肉に塩をふり、一晩ねかせる。
 2、クッキングペーパーで水分をふき取り、肉の面にかぼす胡椒(ゆず胡椒)をぬる。
 3、焼く。(私はレンジの魚グリルで焼く)
これだけ!ちょこっといいお肉にしていただくと、鶏肉の旨味を堪能できますよ。お試しください!

2008年5月19日 (月)

危険物処理くちびるをまず塞ぐ

ギャラリー「ブリコラージュ」(大阪市大正区)の、『江崎満 木版画と土の仕事』展へ。
奥能登の自然、大山椒魚やなまこ、鯰、カエルなどをモチーフに、版画も焼き物も、どっしりと生命力にあふれる作品の数々。

ごろすけさん(満さんを皆がそう呼ぶ)は、作品を「制作する」という感覚ではない気がする。近いのは「生む」かなぁ?精子と卵子が結合するように、土と水とごろすけさんの“気”が混ざり合って生まれた“いのち”のような作品・・・。なんともおおらかな「生」「性」を感じた。

川柳もそんな風に生まれないものかしら・・・。

2008年5月18日 (日)

見渡してどこまでも好き草千里

「阿蘇五岳は毎日姿がかわるのよ。そうしてね、秋になると一面の彼岸花で山が燃えるの・・・」。転勤族の夫についてあちこち暮らしたなかでも、熊本がいちばん好きだとT子さんは言った。
そうだろう・・・、この景色の中で暮らせたら・・・と思った。

今日は、草千里で馬に乗って散歩した。草の海を渡りくる風のなんと気持ちのいいこと。人を想う一瞬と永遠のあいだにある、まさに萌えのときだ。

2008年5月16日 (金)

花ひらく花瓶の水を濁らせて

当たっちゃった!火の国熊本一泊旅行!

私の使っている基礎化粧品会社が、本社と工場のある「ふるさとを訪ねる旅」に招待してくださるのだ。なんと23,000名の応募の中からの15組に当選した。

3年ほど前、我が家の電話は犬の手の届くところにあった。番号をプッシュするとご丁寧に「いち」とか「さん」とか言ってくれる電話だった。愛犬ゆずは、音のでるおもちゃのように時々押して遊ぶことを覚えた。お気に入りの数字は「よん」だった。「よん・よん・よん・・・よん・よん・よん・・・」・・・娘が、お母さんのために***のサンプル請求してくれてるでと言ったことから、ほんとうにサンプル請求し使用をつづけ今に至っている。現代版、ここほれワンワンだ。ゆず・・・ありがとうよ。

たのしみだなぁ。阿蘇は新緑がきれいだろうなぁ・・・。というわけで明日は更新おやすみします。

そうそう、今日は抱えきれないほどの花をいただいた。明日から旅行だし、花がかわいそうなのであちらこちらに贈った。「吉兆」にも教えてあげたいくらい、素晴らしく喜ばれた使いまわしだった。

2008年5月15日 (木)

ひとり相撲ずいぶん強くなったなあ

よし来い、もう一丁!
はい!
体型は出来上がったのに、精神力が弱いんだ!
はい!
目をそらすな!逃げ腰になるな!
はい!

ほんとうに強くなったのだろうか?
ひとり相撲稽古に慣れただけではなかろうか?

2008年5月14日 (水)

燃えているふたりの舟は浮いたまま

しっかりした足場のない恋。揺れたまま燃えさかり沈みゆく、ちいさな舟…。美しい・・・。

2008年5月13日 (火)

うっすらとラムネのにほひ死のにほひ

「With・・・若き女性美術作家の生涯」の上映に合わせて、明日からクロスロードカフェギャラリー(伊丹市)で作品が展示される。今日は、その展示をお手伝いさせてもらった。

ネパールを、ネパールの人々をこころから愛し、いのちの輝きを信じ、大切にしてきた由美さんの強い想い、願い、祈りに満ちた作品に圧倒される。
映画の中の街角で出会った人を描く由美さんの姿が浮かび、ふっと胸が詰まったとき、ラムネの匂いを感じた。儚くせつなくて、でも爽やかなほのかに甘い匂いだった。

映画を観られる方も、映画は観られない方も、ぜひ由美さんの作品をご覧ください。

2008年5月12日 (月)

かなしみはふいに背骨を這いあがる

雑踏の中、ふいにさみしさに襲われるようなことはありますか?

今日は、ラザニアの皮(?)を茹でようとして、煮えたぎる湯を見て急にかなしくなりました。
ラザニアの皮を入れると、湯は鎮まります。いま鎮まりたくはないのではないかと・・・。
こうして気の済むまでぐらぐらでいたいのではないか・・・と。

それでも容赦なくラザニアを放り込みました。どこか納得のいかない一日でした。

2008年5月11日 (日)

「明暗」と書かれた箱の闇に入る

同窓会で校歌を歌った。
昨日から、校歌の杜に埋めていたものを掘り返している。

あのころ、たまにみた虚無僧がとにかく怖かった。
編笠で覆われ見えない顔、尺八の音、「明暗」と書かれた箱・・・。そのどれもが怖くて、なのに見ずにはおれなかった。

あんな気持ちを、今の子どもたちは味わうことがあるのだろうか?
うちの中は隅々まで明るくて、薄闇も薄明かりもない。
今はそれがかえって落ち着かず、こわい気がする。

2008年5月10日 (土)

横顔はしずかに語りあれからを

35年ぶりの小学校の同窓会へ。
なつかしい顔、顔、顔。
対面で話すときはみんな笑顔で、しあわせを書き足しているが、
ふと横顔の洩らすあれからがある。
・・・私の横顔はなにを語ったのかな?

2008年5月 9日 (金)

私も並ぶ鳥獣剥製店

私のたましひはどこへ行ったやら・・・。
かたちだけになった獣との違いは、もはや眼だけ。
獣たちは、ガラスの眼をもらっていた。

2008年5月 8日 (木)

流れようどこへもたどりつかないで

ふしぎなおだやかさの中にいる。

行き先は見えず、行きたいところもなく、
さしてたのしいこともないのだが・・・。
ご飯の炊ける匂い、風にゆれるタオル・・・
みんなやさしい。

子どものころ、
おじいちゃん、おばあちゃんは
毎日なにがたのしいんだ?と思っていたけれど、
もしかしたら、これなのかなぁ?

2008年5月 7日 (水)

熱帯びる指 鳥になる遠くなる

家から10秒のところにあるジムが改修工事のため、その間は近隣店を利用できる。
一番近い西宮本店は、温泉つきでスパエステから整骨院まで備えた最新の施設だ。
このGWは、日参して汗を流し温泉に浸かり健康的に過ごした。

昨日は、音楽に合わせてヨガ、ピラティスの動きでからだをほぐすメニューに参加するつもりが、2つあるスタジオを並び間違えて、ダンス系のエアロを受講するはめに。
しかも、そのダンスがラテンとヒップホップ!
ラテンは、腰の動きが独特だ。出した足と反対の腰があがる。ひとつ間違うと江頭2:50になる。
ヒップホップは、手足を脱力した感じでリズムを裏打ちする。ひとつ間違うと坂田利夫になる。
なるべく鏡を見ないようにして、踊り終えた。最後の方で、指が遠くにある!と感じた。自分のからだの一部じゃないようだった。

近頃、“墨あそび”にはまっている。筆字をくずしてみたいのだけれど、くずれない!
ダンスもいっしょなので、自分でおかしかった。
娘が、お母さんはどんな人かという質問に「まじめな人」と答えたのは、彼女の語彙力で「まじめ」と表現したが、融通のきかないカチコチの私の本質をついていたのかも・・・。

2008年5月 6日 (火)

涸れそうな花は嗤うよ口開いて

嗤うほどにさみしくなる、さみしい花を私は嗤えない。

2008年5月 5日 (月)

ほたほたと水も激しき日の記憶

マリモのガラス鉢はとても静か。
驚かさないように、しずかにしずかに水を足す。

この中には、激しい運命をくぐってきた水もいるのだろうな?
嵐の海にいた水、高い滝から落ちた水。
血を洗った水もあったかも・・・。
マリモは静かに、水の身の上話を聴いている。

********** お 知 ら せ **********
以前(1/28)、このブログに書いた
ドキュメンタリー映画「若き女性美術作家の生涯」の
上映会が開かれます。
・日時 5月25日(日) 第1回13:00~ 第2回15:30~
・場所 伊丹市 旧岡田家 なんと重要文化財の酒蔵
・料金 前売り1,000円 当日1,200円
・問い合わせ 伊丹まちづくり会議事務局
 TEL072-777-1369(クロスロードカフェ内)

こころ揺さぶる映画です。ぜひ、ご覧ください。

2008年5月 4日 (日)

梳き流し今日一枚の布となる

洗濯物を干しながら、ふと思った。

ダイエットも体重が落ちさえすればいいというものではない。
不要なものを落として、すっきりしたい。
・・・こころも、いっしょだ。
不要なものに捉われちゃいけない。
余分なものを欲しがっちゃいけない。

ベランダでみどりの風に、梳いては流し、梳いては流し・・・
こころは、一枚の布のように軽くしなやかになった。
きっとまた、いらないものをくっつけるんだろうけど、
そのたび、流せばいい。

くらげ、一反木綿になったみどりの日。

2008年5月 3日 (土)

なにもしてあげられなくてそばにいる

すこし古い句ですが・・・。

友人からのメール。
子がトンネルに入って、どうなることやらと憂鬱な日々・・・。
でも、そんなときも同じように愛したいね・・・と。

トンネルの中の子に、親ができることなどほんの少し。
そばにいることしかできないときもある。
ここにいるよ。いるからね。

2008年5月 2日 (金)

水になる途中にはずす腕時計

娘が映画を観ていた。
この声は・・・西島秀俊!あ~、この声なのか、言葉の間(ま)なのか・・・卑怯者!と言いたくなるくらい私の耳は弱い。こんな声で耳元でささやかれたら、水になってしまいそう。
水溶性の声なのだ。

観るともなしに観てしまったが、映画はつまらなかった。
娘はテーマが古い!と怒っていた。
ええやん、西島秀俊の声聞けたし・・・。

2008年5月 1日 (木)

おだやかなひと日と暮れる豆の花

朝から、じんわりとうれしかった・・・。やさしい豆の花みたいな日。
夜には、お姉さんからのサプライズプレゼントが届く。メッセージに豆が弾けるように、涙・・・。

こんな日もあるんだ・・・。

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