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2010年10月19日 (火)

レンズを通してみる人生

暗殺数時間前のジョンとヨーコのあのベットのポートレイトや、デミ・ムーアの妊婦ヌードなど、センセーショナルな作品を世に送り出した写真家、アニー・リーボヴィッツのドキュメンタリーを観た。
「写真家の人生とは?」という質問に「レンズを通してみる人生」と答えていた。

被写体に入り込む、被写体の一部になる、空気のような存在になれば自由に写真が撮れる。仕事を先輩に見てもらうのはいい。選択の理由を考え、それが分かれば成長する。・・・川柳の先輩も、同じようなことを言われた。

あるとき、反核をテーマにした写真で、白い壁の前に有名人を並べた写真で信頼するプロデューサーに酷評され、そこから、コンセプトと小道具に力を入れるようになる。映画「ローズ」のベット・ミドラーを真紅の薔薇の上に寝かせるために、1,000本の薔薇の棘をとったとか。

愛するパートナーのスーザンが亡くなったときも、彼女は記録し続けた。写真をもって、喪失を詩に変えたという言葉が特に印象的だった。

「レンズ」を「言葉」に、「写真」を「川柳」に置き換えながら観た。

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