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2010年10月24日 (日)

頭から落ちたら生まれてしまった

友人が、おもしろかったよと見せてくれたのが、京都精華大学のフリーペーパー。
その中に、『千野帽子さんによる、俳句のススメ』というコーナーがあった。俳句というと「お~いお茶」と思っているような大学生に、かなりハイレベルな入門指南だ。

人間の「言いたいこと」には5~8種類しかない。それを17音に入れたら「私を見て」1種類になる。
いっぽう「言いたいこと以外のこと」は無限だ。俳句は自分の意図ではなく言葉に従って作るから自分で思いつかない表現が出てくる。自分の発想の外側に着陸することができる。(中略)
「自分」なんて全員同じだが「言葉」は無限だと思える人は、俳句か川柳に向いてます。「私」には表現に値するなにかがあるもん、だってオンリーワンだし、という人には俳句以外の方法がいくらでもある。言いたいことは17音で言わずふつうの文章で言うものだ。

読みたい俳句の例として、あげられていたのが、
 じゃんけんで負けて螢にうまれたの 池田澄子
 路地裏を夜汽車と思ふ金魚かな   摂津幸彦
 バレリーナ鼻血鼻血と二度叫ぶ   前島篤志

他にも、はぁ~、ほぉ~、ふぇ~と思うことがいっぱい書かれていたが、学生向きの活字のちっちゃいこと!パソコンに写そうと思うと、眼鏡をかけたり外したり難儀なことで・・・。

そして、どうやら私は、今やっとスタート地点らしい・・・。これまでの6年が、スタート地点までの歩みだったとは・・・。感慨深い。

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