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2010年10月17日 (日)

炉端焼

夕べは、仕事が終わってから娘と待ち合わせて、娘の掛け布団を買いに行く約束になっていた。いつもは私鉄を利用しているが、JRへダッシュ。
電車に乗るときにメールを入れたが、返信がない。・・・嫌な予感がして、途中の駅で電話。「ごめん寝てた。買い物無理。布団なんでもいいから、桐ちゃん買っといて」はぁ~?!「知らん!」と電話を切る。
怒るでしかし!である。そのままA駅で下車。ビールへ走る。
前の職場へは、JRを利用していたので、途中駅にはいくつかお気に入りの店がある。そうそうA駅には、炉端焼きがあったではないか!店の真ん中に炭火の炉があって、焼き専門のおじさんが焼いてくれる店。・・・なんとレディースデーで、ドリンク1杯無料だった。はや機嫌が直る。

おじさんの焼きものは、職人技である。厚揚げが、どうしたらこんなに美味しく焼けるのかというくらい美味しい。椅子に浅く腰をかけ背筋をのばし、網に食材を載せては返し、皿にとり、焼き終わったら網をブラシでささっとこする・・・繰り返される動作の、その動きの線がまたうつくしい。特に、おしまいの丁寧さは書家の終筆のようでもある。
さらに、もの靜かである。「よろこんで~!」などと、声を張り上げたりしない。「厚揚げお願いします」「6番さん、おあいそお願いします」と、スタッフにだけ届く声で語るように言う。
締め切り前の川柳でも考えればいいものを、おじさんを何に例えるか、考えながら飲む・・・アイロンがけした綿100%のTシャツ・・・かな。

落ち着いたので、閉店ぎりぎりのお店で布団を買って帰宅した。ご機嫌に任せ、タルトまで買った。おやじである。

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