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2011年10月

2011年10月31日 (月)

廃線のおなじところで泣いている

夫の父の傘寿の祝いと、この夏の手術の際のお見舞いのお礼を兼ねて、父の親族を温泉に招いて会食することになった。
今年米寿の長姉を筆頭に80歳前後がメインゲスト。武田尾温泉なら近いし、駅からも5分なので、前から気になっていた「紅葉館別庭あざれ」へ。
駅まで車の迎えを頼めという父に、時間もたっぷりあるしせっかくだから渓谷の風景をたのしみながらゆっくり歩きましょうとすすめた。
杖をつきながらだと、10分はかかった。「5分でつかへん」「遠い」云々とブーイングの嵐。そんな中、長姉のよしこさんだけは「こんなとこ歩くの久しぶりや、気持ちええなぁ」「もみじが上の方は色づいてきてるわ」「きれいな橋やなぁ」・・・と、たのしんでくれる。
旅館についてからも、何かと不足を口にするのはうちの両親。よしこさんは、「あそこのかやぶき屋根がええ感じや」「なんぼでも入っていられるええお湯や」と、どこからでもちいさな感動を味わっていた。年長でありながらいちばんしっかりして、なおかつ柔和な表情でいられるのは、日々こころを弾ませているからだろう。・・・あんな風に歳を重ねたいものだと思った。

別庭あざれは、お湯、お部屋、お料理・・・すべてが贅沢。こんなことでもないと行けないところで、ラッキーであった。

2011年10月29日 (土)

図書館の読まれたことのない絵本

パラフィン紙に包まれた青い本のような空です。
一昨日からタイに出発したMさん、どうしてるのかなぁ?

急に思い立って、朝粥を炊いています。
あのはじけたような米粒を見るのがすきです。

2011年10月28日 (金)

町内の柿が葬祭とりしきる

昨日は、神戸は新開地、創業六十余年のおでんやさん「高田屋」へ。
5時に予約を入れていたが、気が急いて4時半に着いてしまった。「すみません予約の・・・」と言うと「5時の人?」「5時の人?」「5時の人?」と3回も確認される。よく煮えたおでん鍋をのぞくともう我慢できず、予約を入れてくれた時間に正確な人を待たず先に飲んでしまった。
透明な出汁のおでんでおいしいのはミナミの「御多福」だけど、「高田屋」は煮詰めた出汁で大根もスジもあめ色。それに白味噌をのせて食べるのがまたおいしい。
おでんは、急に冷えたねという今頃がいちばん美味しい!(去年も書いた気がする・・・)

2011年10月27日 (木)

紅葉といふ闘ひもある都

ねじまき句会の公式サイトができました。
その名も「月刊★ねじまき」http://nezimakiku.exblog.jp/

BS大会懇親会で、Kさんから「ねじまき句会の句はどこでみられますか?」と聞かれ、「あれは、丸山進さんがブログにアップしてくれないと見られません」と答えたところ、「それではダメです!」と言われた。
翌日のねじまきで、「こんなこと言われちゃいましたよ~」と、れいこ親分に報告したところ、なんとその日のうちにサイトが出来上がっていた!サイト開設にあわせて(?)、改名者続出でややこしいですがご覧くださいませ。

タイトル句、出句してから1文字後悔。ここで訂正しました。
こちら関西地方の今年の紅葉は、ちょっと遅めで11月下旬のようです。

2011年10月26日 (水)

寝返りを打つたび空が低くなる

雲が底に沈んだ、青いドレッシングのような空です。

と書いて、「カーネーション」を見終えると雲が空一面に散らばっていた。だれが振ったのか・・・。
空の青をみると、なぜかおにぎりが食べたくなるふしぎ。

2011年10月25日 (火)

捨てられた猫がすすきになっている

よたよたとぬくもりをさがす目の見えぬ猫
さややさややとすすきの子守唄がきこえて
まあるくなってねむったよ
そのままぐっすりねむったよ

ほうら猫のしっぽのようなすすきがあるでしょう
ゆれるとみゃ~と声のする

2011年10月24日 (月)

ぽっかりを抱いて半島行きのバス

今朝はまた、白い雲の帯が川のように流れています。
ふらりと出かけたくなる空です。

夕べ、久しぶりの友人からのメールを見て眠ったら、会いに行く夢をみました。ちょうどやってきたバスを見送って歩いて行くことにしたら、着くまでに目が覚めてしまい徒労に終わりました。

2011年10月23日 (日)

鳥は目を瞑って空を閉じました

雨雲をうすくうすく溶かしたような、青空です。
たとえば鳥は、この空は好きだなぁとか思うのでしょうか?
どんな空でも、大切な一羽と鳴きあった空をいちばんうつくしいと思うのでしょうか?
いまもどこかに、この空をはじめて見る鳥と、ゆっくり閉じる鳥がいるでしょう。

大好きな人たちのお誕生日のつづくこの月は、毎年そんなこんなを思います。

2011年10月22日 (土)

身の上を巻き取っている毛糸玉

センリュウトーク@名古屋へ
朝から、句をプリントアウトしようと思ったらインク切れ。プリンターを変えてからはじめてのインク交換でもたもたする。焦ってあちこちのボタンを押したりするもんだから、プリンターもどないせいちゅうねん!とキレ気味にギクシャク。そんなこんなで時間がかかり、コンタクトレンズを入れる時間もなくなり、服もそこらのものをかぶって履いて出る。
こんな日に限って、席題の選者を仰せつかる。なんとメガネもパソコン用の見えない方。あぁ・・・。

みどり川柳会の方々は、日常を丁寧にしっかり見ていらっしゃるなぁと毎回思う。川柳が丁寧な暮らしにつながっている気がする。

2011年10月21日 (金)

あいまいなままにしておきまして牡蠣

うれしいメールやお手紙の届いた日。
仕事もさくさくかたづいて、洗濯物もよく乾いて、よき日なり。
なんとなく牡蠣フライ気分。
なので作ります、自分で。

2011年10月20日 (木)

一本の電話待つまっ白な時間

ひさしぶりに5時起きで、娘のお弁当を作った。
夕べ、スーツをとりにちょこっと戻ってきた。買い置きしていたホットケーキミックスや冷凍の栗タルト、いただきものの巨砲、雑誌や漫画・・・がさっとさらって嵐のように帰っていった。
し~んとした朝。お弁当の残りのだし巻きをひときれ食べた。ちょっとしょっぱい。

2011年10月19日 (水)

つぎつぎと菊の香ばかり降りてくる

夕飯の仕度が整うと、母は仏飯と仏花を下げてきて、テーブルの夫と母の席の間に置く。
夫がいると、どうしてここに置くんや、なんで今なんやといつも注意する。食べ物のとなりに、菊の香、花粉やら埃やらも気になるのも分かる。私も、せめて流し台に置いてほしいと思う。もっと早い時間にしてくれたらいいのにと思う。
夫は何度でも注意するが、私はあきらめた。気にならない人は、気にしない。変えようという気持ちのないことは、変わらないのだ。菊の場所をできる限りひろくあけるしかない。
菊の香・・・悪い匂いではないのだが・・・。

2011年10月18日 (火)

ほんまのことは言うたらあかんかりんの実

きれいな朝です。
今日、何かいいものが届くらしいです。
夕べ、お知らせがあって、ブログも更新せずに寝ちゃいました。
天窓の隙間から、強引に熊が入って来た!と思ったら、パンダだった夢をみました。
まさかパンダじゃないと思うけど・・・。

2011年10月16日 (日)

だんじりに引かれあずき色の風

我らがスター、一木(いちき)ちゃんが、NHKの連ドラ「カーネーション」に出ているらしい。トミーズ雅と夫婦役で、パッチ屋のおかみさん。なんとぴったりな!私も明日から観るぞ!

むかしの下着の名前って、キュート!「パンツ」「パッチ」「ステテコ」「シミーズ」「ズロース」・・・男子系は、破裂・跳躍型。女子系は、平滑・潜水型。

2011年10月15日 (土)

とつとつと問わず語りのトランペット

へたくそなトランペットもいいもんだなぁ・・・。
シャイな青年みたいで。

昨日は「ズンバ」にチャレンジ。ズンバはノリであった。動きの説明などなし。ヘ~イ!フゥ~!ズンバ~ッ!で踊りくるうのだ。さすがラテン系!まんざらでもない。
一昨日は、「ベリーダンス」。余分な肉が邪魔で、思うように腹が動かない。なかなか魅力的な踊りなのだが・・・。
へたくそな踊りは・・・笑える。つとめて鏡を見ぬよう、自分を見ぬよう、からっぽになって音を入れていく。

2011年10月14日 (金)

一夜だけだから すぐに閉じるから

夢のなかで寝ていた。
またしても句会の夢。句会場に着いたのに眠くて、眠くて仕方のない私。いつの間にやら、意識がなくなっていた。はっ!と飛び起きたら、句会は披講が始まっている。出句もしていない・・・「あんまりよく眠ってたから、起こさなかったのよ。よほど疲れてるんやねって、みんなで言ってたのよ」と、Rさん。
・・・うぅっ、なので句がありません。

2011年10月13日 (木)

返ってこない「ガラスの仮面」12巻

「ぽっかり」という題で詠んだ句。
きのう句会に出したときは、18巻だった。
事実だからである。18巻は行方不明なのだ。
帰り道にはっと気づいた。
しまった!12巻にすれば、下5にピタッとおさまるじゃないか。
あ~、ばかばかばかと悔やむ私を、まんまるお月さまがぽっかり笑っておりました。

2011年10月12日 (水)

落ちてこないかと秋を振ってみる

夕べは実家からの帰り、空気がつめたかった。
大きく吸うと、からだの中がきゅっと縮まる。
堤防の桜並木も、そわそわと色づきはじめてきた。
月は遠いけれど、その光はいちばん親しく感じられる。
秋の一つひとつが、すきだなぁと思う。

2011年10月11日 (火)

すこしあかるい朝のトンネル

夢のなかで詠んだ句(?)
朝方だったのでよく覚えていた。

近ごろよく見る夢は、靴が見つからない・・・という夢。
集会場の玄関に靴はいっぱいあるのに、私のが見つからない。靴箱のここに置いたはずなのにない。次は出番なのに、トゥシューズがない。かなり汚れたトイレでスリッパがない・・・夢占いによると「靴」は「恋愛」なのだとか。まったくもって不可解すぎる。

今朝方は、句会で席題がちっともできない夢をみていました。途方にくれてばっかりです。

2011年10月10日 (月)

電車にも駅にも名前しろい鳩

なまえのある道を
なまえのついた猫がゆく

なまえのない道を
なまえのない猫がゆく

まだなまえのない猫よ
なまえをほしいか

2011年10月 9日 (日)

秋にうまれて秋を生きぬく

この季節になると、内側の季節と外の季節がしっくりきて心の底から気持ちがいい。

踊りにも合う合わない(向き不向き)があって、今日はフラダンス初体験で、とってもスジがいいと褒めてもらった。フラガール体質だったのか?!
フラメンコは、まったくダメだった。1クールの3ヶ月で潔くあきらめた。
向いてはいないけれど好きなのはバレエ。18歳でバレエを習いはじめて5年たったときに、「あなたほどバレエに向いていない人を教えたことがなかったけれど、ここまで踊れるようになって私は指導者として自信を持ちました」と先生に言われた。言われるまで向いていないと思ったことがなかったので、驚くやら、うらしいやらかなしいやら・・・。
川柳はどうなんだろ?

2011年10月 7日 (金)

ここからの京都タワーはさみしいね

朝から、シャープペンシル捜索。
まず句会場「ラボール京都」に電話。シャープペンシルの忘れ物はないとのこと。
昼食に入ったうどんやさんが最も怪しいが、名前が思い出せない。あれこれググッてみるが、ヒットしない。
句会場のお隣の公共施設がより近いので電話して尋ねてみる。
「昨日そちらにうかがった折に、すぐ近くのうどんと丼の店に忘れ物をしたようで電話したいのですが、名前が思い出せないんです。東向きに信号を渡って次の角を左に曲がってすぐのお店なんですが・・・」
「ありますが名前までは知りませんね」
若い男性は、実に素っ気無かった。
前の職場で同様の問い合わせがあったとき、私は店の名前を確かめに行ってついでに電話番号も聞いてきて伝えたけどね、・・・この人、私じゃないからしょうがないよね。
で、また「ラボール」に電話して、同じことを聞いてみる。
「あ~あります、あります。え~・・・ユカワじゃないですか?」
「そうです、そうです!そんな名前でした!」
電話したら、昨日のおじさんが出て、テーブルにはなかったけど、座布団の下や床を探してみてくれるとおっしゃる。再度、電話したら、座布団の隙間に落ちてました~と!あ~うれしや、うれしやと早速迎えに行ってきました。
京都もええとこあるわ~と、駅前で団子を買って帰りました。めでたし、めでたし。

2011年10月 6日 (木)

鳩尾にキンモクセイの降ってくる

鳩尾=みぞおちです。
金木犀が香ると、秋の空気が澄むような気がします。
金魚鉢に緑の藻を入れると、水が明るく澄むのと似ています。
昔の家のご不浄を思い出したりもします。

2011年10月 5日 (水)

古井戸のポンプ旧かな汲みあげる

2ヶ月ぶりの散歩会。
やはり吟行筋がなまっていて、きつかった。

養源院の井戸のポンプはいとをかし。
「けふのみづはあきのにほひ~」と
みづをたぐるのでありました。

そして吟行で精魂尽き果てたせいか、まだ1ヶ月しか使っていないシャープペンシルをどこかで失くしてきてしまった。木製の軸は肌触りがよく、とても書きやすくて気に入っていたのに・・・。値段は大したことのないのだけれど、いかんせんヘルシンキデザインセンターで買ったものなので、もう手に入らない・・・sweat02帰宅後に気づいて、ショックでお腹をこわしてしまった。(子どもか!)

2011年10月 4日 (火)

輪郭を脱いで風に溶けました

「わかったことは、人は最期は何も持っていけないってこと」
友人から届いたメール。
どんなに大切にしてきたものも、持っては行けないのね。
どんなにどろどろの感情も、みんな置いて行けるのね。
そうか、そうか・・・。

誰の句だったかしら?新子先生?
 ええじゃないかこの世限りの厚化粧 

2011年10月 2日 (日)

正直な角度で頭垂れている

恒例大人の遠足は、京都下鴨神社~出町柳の予定だったが、メンバーにお通夜が入り、急遽近場の万博公演に変更。年齢を重ねると、こういう柔軟性も身につくのね・・・。

久しぶりの「太陽の塔」。今回の発見は、塔の背中・・・。
Photo 正面のエネルギッシュな顔とは対照的に、
ダークな一面が・・・。
そして、やや猫背気味に
哀愁たっぷりに佇んでいました。

今は、ときどき遠い目をして、
腰をさすりながら、
森の鳥や虫や花々と
語らっているようです。

もう、写真なんか勘弁してくれと、
恥ずかしそうに笑っていました。

2011年10月 1日 (土)

はなすすきさはさはこんなひがきたよ

ベランダでちいさな羽音。
出てみると、
かなぶんみたいな虫がひっくり返ってバタバタしていた。
靴洗い用のブラシに捕まらせて、救助。

娘は数日前に、仔猫が河原に捨てられるところを目撃して救出。
目やにがひどくて、獣医に連れて行き、
世話をしながら、ネットで里親をさがして、
なんと埼玉県の方へ、今日大阪駅で無事引き渡し完了とか。

ちいさないのち、しあわせになれ。

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