« 2012年2月 | トップページ | 2012年4月 »

2012年3月

2012年3月30日 (金)

どこかしら自信なさげな豆の花

今日は、紙の裁断に精を出す。じわじわと切ると切り口がギザギザになったりしてうまくいかず、ひと思いにザッ!と切ると断面がうつくしく仕上がった。断ち切るということには、やはり思い切りが肝心である。

久しぶりに、都心へ買い物へ。この春は、マスタード系の黄色やサーモンピンクが流行っているみたい。おいしそうだった。
某デパ地下の公衆電話で、「もう、いいわっ!」とフロア中に響く声で受話器を殴りつけるように叩き置いたおばあさんがいた。す、すごい血の気が多すぎる・・・と思っていたら、しばらくしてまた電話して怒鳴り散らしていた。

それから、おじいちゃんの畑の草引きを小一時間。豆のつるの細い細いくるんとまいた先っぽがかわいい!ゆれながらのびる豆の木は、だれかさんみたい。
雑草にちいさなちいさな花が咲いていてすこし気がとがめながら、そんな乙女なことを言ったらおじいちゃんに叱られるので、黙々と引っこ抜いた。

2012年3月28日 (水)

スミレ座 「彼方」

告知が遅くなってしまった。
http://sumireza.web.officelive.com/noticeboard.aspx

舞踏×川柳の第二弾です。今回は、声に出す、耳で受けることを意識して、川柳を詠んでみました。私の川柳が使われるのは、途中の一場面だそうです。なつかしい心象風景を思って詠みました。どんな風になるのか、私もたのしみです。

2012年3月26日 (月)

からっぽのグラスをのせておく手紙

やっと花粉症のピークを脱出か?足裏樹液シートが効いたのかどうかは不明。別の友人からは、青ミカンエキス(?)錠剤を勧められた。ヨーグルト、甜茶・・・そういえば過去にもいろいろあったなぁ・・・。好きなものでないと続かないのだ、これが。そろそろビールとか出てこないものか?

話題の「塩麹」をいただく。「コージ」「コージ」と呼んでいたら、情が移ってしまった。

2012年3月24日 (土)

幾万の鼻のこわれて春の雨

花粉症のピーク。不調であります。
友人が「樹液シート」を足裏に貼って、鼻炎が治まったというので、騙されたと思って買ってきました。溺れるもの藁をも掴むで、今夜貼って寝ます。

2012年3月22日 (木)

消えかかる父のまわりを取り囲む

ジムで、音楽に合わせて筋力トレーニングをするプログラムに参加。腕立て伏せが終わったところで、60歳くらいの女性が突然倒れ、救急車で運ばれた。ジムのスタッフが落ち着いて適切な応急手当を施していたので、たぶん大丈夫とは思うけれど・・・。いつもセンターでトレーニングしている、パワフルなおばちゃんなので驚いた。
まだすこし、動揺している。

2012年3月21日 (水)

三月の影は腹式呼吸する

今夜のメニュー。豆腐ハンバーグ、はるさめサラダ、じゃがいものそぼろ煮、豚汁。豚汁以外、ぜんぶ微妙にいつもの味じゃない(おいしくない)と言われた。花粉症のせいで、味覚が狂っている。誰か炊事係を代わってほしい。

ヨガは、複式呼吸。ピラティスは、胸式呼吸。胸式呼吸はバレエといっしょ。お腹をぎゅぎゅぎゅ~っ締め上げておくので、しんどい。
三月の影は、ふくらんで呼吸している。

2012年3月19日 (月)

どこまでが家族 つくしの群生

旅から戻ってからの娘の食欲がすごい。中2男子なみ。
そして、「桐ちゃんも食べる?」「お茶しよか~」とすぐに私を誘う。
ついおつきあいしてしまう・・・あぁ・・・。

抱えている仕事が、あと一息というところ。
でも川柳にどっぷりは、しあわせheart01

2012年3月18日 (日)

ハンカチのように私を折りたたむ

はじめての句会へ。
こちらの句会、とっても個性的。題からして、今日は、「丸見え」「地味」「びびる」「微妙」「情けない男」。句も、くすっと笑わせるものから、爆笑の渦を招くものまで、人生や日常のおかしみを詠うものが多い。
そう・・・私の、苦手分野。夕べから、日ごろまったく使わない川柳筋を使ってチャレンジしてきました。

「びびる」
 彼女の部屋に「図解・拷問大辞典」

これ、実話です。娘の友だちのA香ちゃんは、可愛らしいお嬢さん。ある日娘が『A香の本棚めちゃおもしろい。「カクテルの作り方」の隣に、「小悪魔な女になる方法」「拷問辞典」とかが並んでるねん!』。このチョイス、びびるわ・・・。

2012年3月16日 (金)

くちびるの荒れて家族という痛み

家族で約束をしていたのに、ドタキャンが相次ぎ予定が大狂い。
うちのメンバーは、そろいも揃って友人や仕事を優先して家族にしわ寄せするタイプ。
今夜は、西の空のカップルも見えないけど・・・なかよくやっているのかな?

2012年3月15日 (木)

ポケットを鳴らして夜を買いに行く

実家からは、西向きに帰ります。西の夜空に明るい星がふたつ、いい感じで寄り添っています。星と星の間に小指で線を引いて人差し指で弾くと、おはじきみたいにぶつかりそう・・・。

近ごろ、夜のミルクティーと甘いものがクセになってしまって、帰り道にコンビニやスーパーに寄っては、スウィーツを物色してしまう・・・。女子高生みたい?いや、茶のみばばあか

2012年3月14日 (水)

ただ痛いだけの痛みでしょう 波は

被災地の今に触れては、なみだ・・・。
けれど私のなみだは、波の痛みとおなじなのでは・・・と。

2012年3月13日 (火)

とおくてもあの人もあの人もいる

おみやげは、
とおいむかしに
とおいところで
絵を描いていた人の「ことば」だそうです。
ちょっとたのしみ・・・。

2012年3月12日 (月)

3.11 白いカケラ降る

3月11日を、しずかに過ごした。

旅先の人からのんきなメールが届き、
電話ではじめましての方は、港のような方。
残念な書面が届き、待っていた電話はなく、
あら?と気づいたことも。

つながったり、はなれたり、
どれもちいさな点のように思えて、
その点がいとおしく思えて・・・。

2012年3月10日 (土)

口元をゆるめて春の仏さま

今日は新子先生のご命日。
明日はおばあちゃんの命日。
そして、震災から一年・・・。

こころしずかに・・・。

2012年3月 9日 (金)

ういろうの刃のみこむ春の闇

花粉症月間は、薬を飲まないと盛大に鼻水が出るので仕方なしに飲む。
薬が効いてくると、からだがつめたくなって眠~くなる。冬眠に入る蛇は、こんな感じなのだろうか?

からだの芯からから冷たくなる薬の冷え方のせいか、思考も微凍結気味。川柳メモにも、薄ら寒いことばがあふれている。やっぱりからだは冷しちゃいけない!

2012年3月 8日 (木)

濡れて乾いてやさしい顔になっている

きました。やっぱりきました。花粉症。
例年なら、とっくに一つめのダウンをくらっているのに、ちょっとムズムズする程度なので、ついに花粉に打ち勝ったか!と思っていたら・・・。目も鼻も喉も一気にきて、ぼろぼろ・・・。しかも、薬を切らしていた。
マスクをして薬屋へ。「花粉症の薬をください」「どんな症状ですか?」・・・ヒ、クシュン、グシュッ、グシュッ・・・「そんなんなんですね」「はい、すびばせん(すみません)」。薬を買い、店の前の自販機で水を買ってすぐ飲む。完全にヤク切れ・・・。
こんな日に、おじいちゃんの野菜がたくさん収穫されていた。闇にまぎれて、ごんぎつねのように友人の家の前に置いて回る。

2012年3月 7日 (水)

口といういのちの出入りするところ

室生犀星は、病の床で必死の思いでペンを握るも、書き付ける字が判読不能になった。「口述筆記になさったら」と言う見舞い客に、「文字で書く文章と、言葉でいうのとは違う」ときっぱり言われたとか。

会って話すか、手紙か、メールか・・・大事な選択だ。

2012年3月 6日 (火)

散歩会@六波羅蜜寺、西福寺、六道珍皇寺

  約束をしたことのない神の指

  水滴のつつつつつつつ春のうつ

  約束のない日のように古い井戸

2012年3月 5日 (月)

いちめんの菜畑 いちりんの菜花

あつまりのうつくしさ あつまりのこわさ
あつまりのみせるもの あつまりのみえなくするもの
あつまりのなかと あつまりのそとと

2012年3月 3日 (土)

菜の花も咲いて鳥かごふくらんで

実家の近所の、チュウベエさん(92歳)は飄々としたおじいちゃんで大好き。去年、田んぼに見慣れない葉っぱが出ていたの聞くと、「菜の花や。咲いたらきれいからな、みんな楽しませたんねん」と、腰を伸ばしながら笑っていた。
やっと咲きそろってきたのに、法事の途中に倒れて入院されているらしい。冬田の一角が弾むような春色です!楽しませていただいています!

2012年3月 2日 (金)

鏡よ鏡わたしのなにを知っている

父と母に待たれている。炊事とその他もろもろの家事よりも、話の聞き手として。
二人が交代でしゃべる、しゃべる、しゃべる。長い、長い、長い、果てしなく長い。さっきも聞いた。ちょっと前も聞いた。昨日も聞いた。際限なく繰り返す。
単調な暮らしなので、いつもは「はぁ」「ひゃ~」「ふぅん」「へぇ~」「ほぅ」の、ハ行相づちですべては事足りる。ところがここ数日は、親戚が借金を申し入れてくるという事件が勃発し、私もつい興味本位で質問したりするもんだから、二人ともノリノリ!食事が終わっても、席を立たない。難問に頭を抱えながらも、どこかいきいきしているのであった・・・。

2012年3月 1日 (木)

ふくしまのAさん

こんな詠み方をしていいのかどうか、分からない。福島で暮らすAさんの言葉から詠んだ。感じるために・・・。忘れないために・・・。

  真実は木の葉のように裏返る

  ハンカチとティッシュ線量計マスク

  木蓮も猫も呼吸が浅くなる

  ミニトマト育ててミニトマト棄てて

  触ってはいけない雪が降る積もる

  黒煙ののうのうと居座る頭蓋

  離れたい離れたくない朝に晩に

  わらったらかなしくなるのあの日から


              (川柳 洋子の部屋「ゲストの椅子」)

« 2012年2月 | トップページ | 2012年4月 »

無料ブログはココログ