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2013年2月 8日 (金)

平成二十五年  新家完司川柳集(六)

  駅の名を覚えて忘れ旅続く

  
腹立てていると聞こえぬ春の音

  
ぽくぽくと木魚届いて桜散る

  かんにんなニホンカワウソかんにんな

  鯨捕る村に鯨の墓がある

  にんげんであらねばならぬ爪を切る

  落ち葉炊く匂いが鼻の奥にある

  七十歳あたりで分かる砂の味

  かみさまはおられますよと雪が舞う

  あきらめたとき美しくなるこの世

       「平成二十五年 新家完司川柳集(六) 新葉館出版」

        

 読んでいると、からだの芯からじんわりと温もってくる。
 くすっとおかしい句にも命のぬくもりがあって、完司川柳のおおらかな太き流れのなかには、古き佳き伝統川柳の流れが息づいている。
人であることのよろこびを、しずかに感じることのできる川柳集。


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コメント

桐子さん、お久しぶりです。 インフルエンザですって?
快方に向かっていらっしゃるようですが、お大事になさってくださいね。  3月の月の子忌、Bクラスの懐かしい方にもお会いできそうです。  大久保和子さん、角石理和さん、太刀洗ひふさん、それにたぶん山城馨子さん、出席されそうです。
懐かしいですね。  席題の選者がんばってね!!

お家で休養の時は長い読書も疲れるからあまりよくないようですよ。  早くよくなられますように。

レイ子さん
ご無沙汰しています。
わ~、なつかしすぎて涙が出そうです・・・。
教室では、皆さんにほんとによくしていただきました。
うれしいです!たのしみです!
しっかり体調整えて、がんばります!

句集、ご紹介いただきまして有り難うございます。丁寧に読んでいただいて感謝です。
昨日帰宅しました。旅行中は抑えていた鼻風邪が喉にきて、ときどき咳き込んでいますが熱はありません。
インフルエンザ、くれぐれもお大事に!

お帰りなさいませ。ご無事で何よりです。
私も最初は、喉、鼻からでした。
どうぞくれぐれもお気をつけください!!

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