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2013年6月

2013年6月30日 (日)

六月をあふれた青でしたためる

はじめての句会へ。開場時間に行ったら、もう席がいっぱいで、後ろの窓際に座る。エアコンの吹き出し口の前で、最初は涼しくてよかったのだけど、披講の途中にトイレに行きたくなって呼名を頼んでダッシュ。エアコンを使わなくなって、冷えにめっぽう弱くなった(齢のせいか・・・)。長岡天神の蓮が凛としてうつくしかった。間もなく見ごろの様子。
それから、娘のところへ。小学生の頃に作っていたおかずをリクエストされて行ってきた。ヱビスも冷えてるよ~と言われ、しゃあないなぁ・・・と。レシピも書きたいところだが、少々つかれた。

明日は、もう文月。まずお手紙を書くことから、はじめよう。

2013年6月28日 (金)

木の匙のあいされなれているように

近所で工事をしている。
雨が止むと、ガンガンドッガントンテンカ~ン・・・とはじまる。ベランダからのぞく。5階まで積み上げてきた。あと何階積むんだろう?あっちの空が欠けるのかな?
「カ~ン」の音にも、芯をとらえた音や、手を抜いた音があって、人の仕事だなぁと感じる。一人こわい親方がいる。怒鳴る、怒鳴る。聞き取れないけど、いちいち身がすくむ。
仕事が思うように捗らないときは、工事をのぞく。黙々と働く人をみると、お腹に力が入る。

「開店休業」(吉本隆明・ハルノ宵子 株式会社プレジデント社) よかった。吉本隆明さんが、最後に「danchu」に連載していた食にまつわるエッセイ。おからだが弱られてからのエッセイなので、同じ話を二度書いたり、記憶違いもあったり。それを、長女で漫画家の宵子さんが、補足、修正するエッセイが、また読ませる。食卓から家族が浮かび上がってくる。からっとほろっと、なんだろう・・・素焼きせんべいみたいな愛かな。
亡くなられる三、四ヶ月前、「すまないが、氷の入った水を一杯くれないか」と吉本さんが言い。宵子さんの差し出した水を「ああ・・・うまい!うまいなぁ」とほんとうに美味しそうに飲み干されたそうだ。
・・・私は、人間のこれほどまでに“含み”のない言い方を聞いたことがない。歩きつかれた旅の僧が村に差しかかり、初めて出会った村人に「すまんが水を一杯所望したい」と言う。・・・・・・中略・・・・・・そこには懇願も媚も威圧も取り引きも無い。ただそのままそこに、“有る”だけの言葉だった。・・・・・・中略・・・・・・父は一介の僧となって旅に出てしまったのだ。   -なので、今でも仏壇に供える水には氷を1個入れる。

2013年6月26日 (水)

まだ降りつづく母さんの句読点

あしたまたあめやでーあめふりはこしがおもーжжжжжжжちゃんはげんきにしてるんかなつやすみまでかえってこられへжжжжжちのけんさしたらなこれすてろーるがちょっとたかжжжжжжんてわたしのおかずはさかなにしてなまもжжжжжжжжжжんとこのまごさんもーはよけっこんするねんてちょっとあのにとりいжжжжーぶるにかけるやつはうってるかなすびがえらいおーきなってもっとはжжжжжжж・・・・・・・・・・・・・
読経のようにつづく。脳と口が直結したようだ。

句読点がなくなっていくことを詠みたかったのだけど、ちがうなぁ。

2013年6月24日 (月)

叩かれているのは布団だろうか

つれあいが、ピロリ菌退治のためしばらく禁酒。ノンアルコールビールの飲み比べをしている。
昨日のキリン、サントリーに続き、本日アサヒ、サッポロ。「アサヒ・ドライゼロ」がダントツでおいしいという。「じゃあ、アサヒがコロッケで、あとは芸人のモノマネやね」と言ったら、「違う。アサヒが芸人で、あとは素人や」・・・。おいしいと言えども、プロのものまねの域にまでは達していないのね・・・。似てないモノマネビール飲むくらいやったら、麦茶飲むわ、私は。

近所のお宅の、庭木が全部伐られて根っこも掘り起こされていた。樹の香と土の匂いは、なつかしいような切ないような・・・。がらんとした庭は、夜で満ちている。

2013年6月23日 (日)

身の上をしずかに語るほうれい線

R子さんおすすめの「小さなおうち」(中島京子 文春文庫)。ほんとうによかった。一気に読んだ。この人の作品、読んだことある・・・と、探してみたら「さようなら、コタツ」という短編集があった。もう一度読み直してみよう。

「小さなおうち」の中で、大きな秘密を共有してしまったことで、ギクシャクしてしまう関係が描かれている。・・・わかる・・・・・・。
あれはお酒の勢いだったのか?ふいに、秘密を漏らされたことがあった。これは私が知らない方がいい話だ・・・と思いながらしずかに聴いた。
それからだった。その人から急に辛く当たられるようになったのは。耐え切れなくて、距離を置いたまま疎遠になった。
そのときは、原因が分からなくてあれこれ思い悩んだけれど、何年もたってから、ひょっとしてあの夜の話ではないかと思い当たった。話してしまったことの、激しい後悔からではなかったか?と。
秘密は、磁石にも似て、秘密が重ければ重いほど共有した者同士を強く結びつけるか、同じ力で反発させる。

2013年6月22日 (土)

兄が手を洗いつづけている真昼

いっぱい干しものをして出かける。

朝はまだ、町もずっしり水を含んでいた。
公園の木々も、すれ違う人も雨の匂い。
雨に洗われた隙間を、緑が埋めてゆく、六月。

2013年6月21日 (金)

実を結ぶ濃密な闇とじ込めて

今年の目標は「断る」。今年も半分過ぎたけれど、今のところ達成できている。
川柳といっても、私の書いている川柳とは別ジャンルの川柳もあり、そこでは私が川柳に求めているものとは、まったく別のものが要求される。
私の伝え方が悪いのか・・・とか、あれこれ悩んだけれど、そういうレベルの問題じゃないということに気づかされる出来事があった。
もちろん、素敵な方や作品との出会いもあったけれど、今もダメージの残る深手を負った。そのおかげで、こうして断れるようになった。貴重な経験だったとやっと思えるようになった。

2013年6月20日 (木)

生きることの手触りカエルのおなか

夢の中で、絵を見ていたことがある。色つき。
夢の中で、焦げ臭いと心配したことがある。匂いつき。
夢の中で、カエルに触れたことがある。感触つき。
うじゃうじゃといるカエルが、次々に跳びついてくる。鎖骨に、中くらいのがはりついた。あわてて手で払いのける。ひんやり、ぺちゃっと、ふにゅっと・・・カエルだった。自分の二の腕の内側じゃない・・・と思う。

2013年6月19日 (水)

駅前でかるい神さま配られる

ゆずが、食欲もなく、目やにが出るので動物病院へ。
ゆずのあとは、小さな美しい猫ちゃんを、美しい母娘が連れてきた。咳き込むと止まらないので、K市の評判の病院に連れて行ったら心臓肥大と診断された。心臓肥大にちょうど良い薬が出たところだと、これをもらいましたとボトルを差し出す。サプリメントの入っているような白いプラスチック容器。1日1錠、約半年飲ませたが、症状が変わらないのでこちらに来てみたとのこと。
先生は容器のラベルを見て、「これは・・・心臓肥大の薬ではないですね。成分も、きのことかで、ビタミン剤みたいですが・・・」と、困惑していた。
人間なら、偽薬でも信じ込むことで、心理的効果の出ることもあるだろうけれど、そら獣医さん猫ちゃんにはムリやわ~。

2013年6月18日 (火)

ああなんてこと人間が人間を

電車の携帯電話使用禁止車両でのこと。
私の隣の青年は、二人分くらい股を広げてだらしなく座り、スマホをいじっていた。つかつかと近づいてきたおじいさん、スマホを指差し「携帯禁止が分からんのか!!」といきなり大声で怒鳴った。
青年は、「あ、は、はい・・・」と、おどおど携帯をしまったが、「きっしょ!頭おかしいんちゃうんか!じじい死ね・・・」と、ブツブツ言いながら、ずっと睨みつけている。駅に着いたときも、おじいさんから目を離さず後ろをつけて行くので、階段から突き落としでもしないかと心配になり、こっそりおじいさんについて歩いた。何ごともなくてよかったけど、おじいさんもDJポリス見習おう。

2013年6月17日 (月)

うつくしい詩を読むように傷なぞる

やらかした。
昨日は、ねじまき句会。毎月16日は、近所のコーヒー店が20%offなので、朝一番にいつものグァテマラを買ってきた。さあ、ねじまきに出発!と、チケットを取り出したら、うぎゃ~~~、プラットこだま~~~、間に合わね~~~。コーヒー買ってる場合じゃなかった!
名古屋の句会へは、たいてい「プラットこだま」。取れなかったら「ひかり・こだま早特切符」。今回は、「ひかり早特」だったと思い込んでいた。
絶対に間に合わないので、あわてる必要もないのにあたふたと家を出る。またしても、化粧ポーチを忘れる。だれかに励ましてほしくて、娘にメールする。「なんかそんなん増えてるなあ。ちゃんと書き出すとかしたら」・・・痛いところに、塩を振られる。とにかく同じ失敗を繰り返さぬよう、厳罰に処することにして、句会後のビール禁止を言い渡す、自分に。
でも句会は、やっぱり来てよかったと思った。終了後、「今日は(飲みに)行きますか?」と聞かれ、「はい!」と即答していた。反省しとらん!泡まで美味しいビールを飲んで、おしゃべりもたのしかったし、来てよかった感倍増。懲りとらん!
「プラットこだま」には、ドリンク券がついている。最近、売店にヱビスがなくて、サッポロ生黒ラベルに引き換えた。今夜は、4,200円のプレミアム缶ビールの日!

2013年6月15日 (土)

無防備にねむる二つの実になって

同級生の結婚を祝うサプライズパーティーへ。
アラフィフ、初婚同士。どちらも、親の看護、介護で恋愛どころでなかったのが、落ち着いたところでご縁があったとか・・・。鮮やかな逆転満塁ホームランをみた気分。しあわせって、あふれるんだなぁ・・・と、インタビュー攻めにあう横顔を見ながら笑ってしまった。

2013年6月14日 (金)

一斉に笑ってこわくなるあそび

句会後の居酒屋で。
イケメンのお兄さんが、オーダーをとりにきてくれた。柳人は文字に目ざとい。「めずらしい名前やねぇ」「クモノさん?ウンノさん?」「クモノです」。名札には「雲野」とあった。
「下の名前は?」と思わず聞いてしまう。あまりにきれいな苗字なので、どんな名前をつけられたのか知りたくなった。「あ、アキヒロです」と言って、お兄さんは下がった。
「アキヒロ」・・・どんな字かなぁ?そこから、名前当てゲームへ。6人が、100円玉を1つずつテーブルに出し、紙に名前を書く。雲野さんを呼んで、正解があるか見てもらう。「残念ながらありません」「あ~、この600円クモノさんのや」「いえいえいえいえ・・・」「じゃあ、600円分注文するね。正解ここに書いて」。
「陽大」・・・カッコいい~!戦隊もののヒーローみたいな名前。そりゃそうよね~、どう見ても平成生まれ。若いんだもの。「彰浩」「明弘」「明宏」・・・そらちゃうわ~。
その後、雲野さんは、我々のテーブルに一度も姿を見せず。店長ばかりやってきた。「あそこのテーブル、ムリっす」とか言うたんかな?店長が引っ込めたんかな?
娘に言ったら、「そらおばちゃんら、仕事中やのにからみすぎやわ~」って。わはは・・・。

2013年6月13日 (木)

はじまりはいつも微かな水の声

なかはられいこさんの句集「脱衣場のアリス」で確かめたいことがあって、本棚へ。
ないっ!そんなはずない!と探す。鞄の中も、机の中も探したけれど見つからないのに・・・まだまだ探す気まんまん
・・・念のため脱衣場も・・・あるわけない。ない、ない、ない~。
持ち歩いていたから、どこかで失くしたのだろうか? あの句集は、手元に置いておかねば・・・と、密林へ分け入って探す。
お~、4冊ある。¥5,480、¥5,500、¥5,980、¥227,813・・・
¥227,813・・・ぇぇぇえええ~。¥227,813・・・サイン本でもなく・・・何か秘密の付録でも?ナマ写真とか・・・それにしても、この中途半端な値段はなに?ナゾめいた813・・・。
と、思い出した!貸し出し中だ。そうだ、そうだ。きゃ~、227,813円もうかった!ぱあ~っと行こ!ぱあっ~と!

2013年6月11日 (火)

端っこばかりで真ん中のない夜

海苔巻きの端っこ。
カステラの端っこ。
端っこは、格別のおいしさ。


びらびらと不ぞろいの
夜の端っこをあつめたら
ねむっても
ねむらなくても
なんでもよくなる。

2013年6月10日 (月)

ひとつずつうろこを剥いでゆくあそび

昨日の句会で、二人の方から「桐子さんてどんな風に句を作るんですか?」と聞かれた。
どんな風もこんな風も、たぶん皆さんとあまり変わらないと思うのだけど・・・。

昨日は「遊ぶ」という題があった。作句には、散歩会の選句用紙の裏を使う。B4サイズでいっぱい書ける。裏には句(ことば)がいっぱい並んでいて、ことばを寄せるおまじないめいていて気に入っている。

題「遊ぶ」を書いて、題から連想するものを並べてゆく。最初は、かくれんぼやかごめかごめ・・・昔の遊びや、ブランコ、シーソーといった遊具。それから、一人遊び、水遊び、どろんこ遊び・・・。人以外・・・犬や猫も遊ぶなぁ。そういえば、イソップのキリギリスは、遊び呆けたことを後悔しているだろうか?きっとしてないな・・・とか。遊び上手といえば、Aちゃん、どうすれば大人になっても子どものこころで遊べるんだろ?とか、そういえば「修業に行きます」ってパチンコに行ってたオジサンがいたな・・・と、とりとめなく遊ぶことをおもう。
それで、そもそも「遊ぶ」ってどういうこと?とわからなくなる。遊びと遊びじゃない境目が気になってくる。遊びが、本気になったり。遊びが、いじめになったり。遊びは常に限度を越えてしまう怖さを含んでいる。
一つずつ積み上げる積木が崩れるとき。からかい過ぎて泣かせてしまうとき・・・そこにたどり着く。そう、ひとつずつ。ひとつずつ積む、ひとつずつ捨てる、ひとつずつ外す・・・。何を?・・・と、一句になってゆく。

2013年6月 9日 (日)

いもうとの化粧ポーチのなかの赤

句会へ。
1句未完成の句を、考えながら電車を乗り継ぐ。二句一章仕立てで、下には駅名が入るといいのでは・・・と思いつく。「******駅」で6文字の駅名を、路線図で探す。これが、なかなかない。5文字は結構あるのに。「東生駒」しかなかった。う~~ん、ちょっとちゃうねんな~。結局、ボツに。

あわてていたわけでもないのに、辞書も手帳も化粧ポーチも忘れた。大胆に忘れておる。

2013年6月 8日 (土)

席順を変えると風は流れ出す

先日のお芝居の前説。
携帯の電源を切ってください。最近は、バイブ音がしたときに、自分じゃないフリをする人がいます(笑)。・・・それから、アメの袋をやぶるとき、ビビビビ・・・とじわじわやると、周囲の人がいつ終わるのかと気がそぞろになるので、一気に破るか、できるだけ騒がしいときに(笑)・・・というお願いがあった。アメは関西用の注意か?

私の前の席は、開演ぎりぎりまで空いていた。連れの人がとっていたのだ。遅れてやってきた人は、とっても座高の高い女性だった・・・。ううっ。
お芝居は、おばあちゃんのお葬式のシーンからとても静かにはじまった。と、右隣の若い女性のお腹がクゥクゥクゥクゥクゥ~と鳴る。なんとなく緊張が伝わってくる。空腹なのだろう。それからも、お腹は鳴りつづけ、私の緊張もつづいた。
そういえば、開演前のロビーで、おにぎりやパンを食べている人を何人か見かけた。バナナを食べながら入って来た青年もいた。お腹は電源を切れないので、充電あるのみ。

一応報告ですが、mixi退会しました。私のパソコンと相性が悪いのか、フリーズしたり、次々いくつも画面がひらいたりして、どうも手に負えなくて・・・。悪しからずご了承ください。

2013年6月 6日 (木)

こっちから見るとほらよく笑ってる

ハイバイ公演 「て」へ。
父の暴力で、みんな家を出てバラバラになった4人兄妹。おばあちゃんの認知症をきっかけに、家族を再結成しようという長女の呼びかけで全員集合する。ところが、互いの溝は埋まらないどころか、確執があらわになってさらにバラバラになる。

真ん中の舞台を、観客は長辺の両側から挟んでみる。ガラス張りの部屋をのぞくように。兄と弟、父と兄、父と弟、姉と妹、姉と母・・・それぞれがぶつかり合いを通して、一家のこれまでがみえてくる。
途中、舞台上のおばあちゃんのベッドを動かすことで、180度舞台が転換する。それまで次男視点で演じた芝居を、もう一度母親視点でみせる。
家族の記憶というものが、一致しているところもあれば、まったく違うこともある。想いはもちろん、それぞれ。当たり前だけれど、視点を変えると随分違うのだ。

母親役を男性が、認知症のおばあさん役を若い女性が演じていたのもおもしろかった。それについて、岩井さんがアフタートークで、リアルすぎないことで、観客のリアルを重ねることができるとおっしゃっていた。たしか高野文子の漫画にも、認知症のおばあさんを小さな女の子に描いたものがあったなぁ。

このお芝居、随所で笑える。ほんとにおかしくて、笑いながら泣いてしまった。

2013年6月 5日 (水)

散歩会@国立国際美術館「美の響演」

前回の美術館吟行では、作品鑑賞に終わって失敗したので、今回はできるだけ気になったパーツに集中してみた。
今日は、やや少なめの17人で750句、単純に割っても1人44句!2時間ほどで、多い人は、60~80句。私は、目標15句。今日もやっとこさ。
作家の阿部公房は、まず20時間あまり原稿を書いて、脳を疲れさせて追い込んでから書いたとか。そのような書き方に挑戦されているのかなぁ?私の頭は、疲れたらすぐに「ムリ」と固まってしまう。へたれかな?甘やかしてるのかな?

   滲まないように夜を塗っておく

   気は済んだかすべてを赤のせいにして

   おとうとの影がちいさなままでした

   幸福はすこし潰れているらしい

   無造作にぽんと置かれている背中

2013年6月 4日 (火)

一文字を変えてきのうを遠くする

昨日下書きしていた手紙を清書してポストへ。
日差しが強い。影のエッジがきいている。

夕べ、おじいちゃんが、「明日は天気や。最近は天気予報がよう当たる」と、おもしろくなさそうに言っていた。勝ちすぎてももの足りない阪神みたいなものか・・・。

2013年6月 3日 (月)

あたためたミルクに母の瞼あり

あたためたミルクの匂い。
鼻の奥の、ずっとずっと奥へ流れ込む。

片腕をなくした方が、
あるはずのない腕が痛むとおっしゃった。
「幻肢痛」と呼ばれるらしい。

心の傷と呼ばれるようなものにも、
あるのだろうか?と、ふと。

2013年6月 2日 (日)

日曜のムーミン谷になるジャスコ

よのなかには、かわったふうふなど、たくさんいるさ - ムーミンパパ

まあ、なんてきれいな女の人でしょう。……こんなにきれいでいながら、ちっともしあわせになれなかったのね - ムーミンママ

おうい、まってくれ。ぼくを、おいてっちゃだめだよ - ムーミン

もちものをふやすということは、ほんとうにおそろしいことですね - スナフキン

かまうもんですか、ここを歩いていきましょ - ミィ

みんなは、ものすごくしあわせそうだな - スニフ

                   (ムーミン谷の名言より)

2013年6月 1日 (土)

夜に書く川柳の方が、正直な気がします。
ことばのあふれる夜も、ことばの見つからない夜も、
ただしずかに、夜が待ってくれるからでしょうか。

梅の実のひとつ夜から外される

眠らせるためなら夜を濡らす音

書いて書いて書いて夜を埋めなさい

ひとつぶの白きねむりになった骨

まるで夜みたいにいなくなっていた

         (川柳「洋子の部屋」ゲストの椅子)

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