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2013年9月21日 (土)

月光が重くて海月沈みます

やっと下宿に戻ったはずの娘が、また帰ってきた。
先日買ったコミックと本を目ざとく見つけ、「え~、なんでこんな本買ったん?」と訊く。

「あ・・・、川柳の勉強会で袋叩きにあって(川柳的表現ですのでおゆるしを)、本屋に寄ったら思わず買ってしまった」。
あらすじのところを読んでいる。「心と言葉。あまりに密接な関係。バレリーナを目指す澄(さやか)はライバルたちの言葉に、動揺する日々を送っている。メンタルを克服しなくては、夢をつかめない・・・なるほどな。ギャハハ・・・」。これは、山岸涼子先生の「言霊」。(ちなみにこのマンガは小中学生向きと思います)
もう一冊は、松尾スズキの「人生に座右の銘はいらない」。松尾スズキが50年間に舐めたすべての辛酸を根拠に他人の悩みと本気で向き合った、初めての人生相談本。・・・はい、そういうことです。
いや、なかなか貴重な体験でした。タイトル句です。「重くて沈むのは当たり前やしぃ~」バシッ!「ほんまやなぁ」ドスッ!「『ます』てまた、安易やなあ」ボスッ!・・・京言葉で繰り出される、キレの鋭いパンチ。決まる、決まる。川柳にもからだで覚えるというのが、あるやもしれぬと思いました。来月は、「私はドM!」と自分に思い込ませて行きます!

娘と蝉の話になって、聞きかじった知識をエラソーに披露した。「蝉が7年とか13年、どうして土の中にいるか知ってる?天敵を増やさないためだよ。毎年だと天敵も増えるから・・・」。「ちょっと待ってよ。蝉は毎年おんねんで。7年毎しか鳴かへんのちゃうやん。おかしいやんか」・・・・・・・「えっ?それは・・・」「なんでそこに気づかんかな?桐ちゃんさ、ものごとにツッコミが甘すぎるねん」。傷に塩刷り込まれた。熟慮しているつもりで、浅い。分かったつもりで、本質がつかめていない。そこらしい。問題は根深い。

凡庸な若者が生き残るには「成長する苦痛」を受け入れるしかありません。-松尾スズキ

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