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2013年10月15日 (火)

肩甲骨で泣く骨格標本

大人の遠足@六甲ミーツ・アート。
六甲山頂の一帯を会場に、現代アートが多数展示されている。秋の森を歩きながら、アートやアートパフォーマンスもたのしみながら、一年ぶりの近況も語らいながらのむちむちのよき日。

青空の下で見た、骨をテーマにした森山開次のダンス「LIVE BONE」。からだにピタリと貼り付いた黒のレースのコスチューム。鍛え上げられたからだのうつくしいこと!
骨を失くして、くにゃくにゃになったからだはしばらく戸惑うが、どんどん自由になっていく。たましいの躍動につられて、取り囲むたましいも弾みだす。芝生広場の空気が、シュワ~ッと炭酸みたいに弾けた。

オルゴールミュージアムの中庭に展示された、オルゴール庵。にじり口から先に入った友人が、「神戸新聞が貼ってあるで~」と言う。「神戸新聞ブンゲイやで~」「あくびちゃん(私のこと)の川柳ある~!」。えぇ~?と入ったら、ほんとうにあった。ひろ子さんと玉江さんが特選の2日分。森の庵でオルゴールをBGMに読む自分の選評・・・。くすぐったいようなふしぎな気持ち。
新聞というのは新聞として、その日読まれるだけじゃないんだ。アート作品の一部として人目に触れたり、どこかの畳の下で眠って、何十年も後の見知らぬ人に届くかもしれない・・・。

ちいさな旅の先で、旅をしてきたことばと再会する・・・。なんて素敵なんでしょう。

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コメント

「新聞というのは新聞として、その日読まれるだけじゃないんだ。アート作品の一部として人目に触れたり、どこかの畳の下で眠って、何十年も後の見知らぬ人に届くかもしれない・・・。」ほんとうに゜そうですね。
「畳の下で・・・」に、嬉しくなりました。父が大事にしていた文を畳の下に入れておき、大掃除の時見つけて大騒ぎになったことを思い出しました。
故郷からの宅急便の隅に入っていた「岩手日報」に川柳欄があり嬉しく読んでいたら、思いがけない名前を見つけて感動したことも・・・・・ことばの一人歩きの旅、また、どこかで素敵な出会いがありますように。

ひろ子さん

 神さまあの人をかえしてください ひろ子

森の匂い、オルゴールの音色に包まれて読むと、
そっとかえしてくれそうな、そんな気もしました。
あの句が掲載された日は、川柳をしていない友人から
「ほんとうにそうです。その通りです」と、メールが届きました。

畳の下の文はドラマですね(笑)
そうそう、荷物のなかの新聞・・・ここからもドラマが生まれそう。

あとで思い出したのですが、なかはられいこさんが
「旅する句集」と書かれていたことがありました。
ひろ子さんの句集「夢のしっぽ」も、どこを旅しているのでしょう・・・?
想像するだけで、たのしいですね。

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