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2013年11月28日 (木)

飛び石のリズムで仮の世を抜ける

人の読んでる本が気になる。
ジムのスタジオで、レッスンが始まるまでに本をひらく人が何人かいる。理系コチコチ(想像だけど)、すべての手足が反対になってしまうおじさんは「親鸞」。営業スマイルふりまきお兄さんは、「この人ならと部下がついてくる、話し方の極意」であった。
そのくせ、自分の読んでいる本に興味を持たれるのはイヤだ。
ある豆腐料理店でランチを待っていたら、お店の人から「何を読まれているのですか」と尋ねられた。こういうとき、咄嗟にウソなどつけない。田辺聖子だったからよかったものの、渡辺淳一だったりしたらどうしてくれよう(笑)
あるカフェのカウンターでは、いきなりマスターから「ちくまの本は高いでしょ。その厚さなら700円はするな」と言われた。カバーをしているのに、どうしてちくま文庫と分かったのか?
どちらの店にも二度と足を運んでいない。

先日、電車で私の前に座っていた40代の夫婦は、二人でカタログを覗いて何やらたのしげに選んでいた。ちらっと見たところ家具のようだった。数ページめくり、「これどう?」とまた相談をはじめる。・・・ん?・・・ん?ん?位牌?選んでいたのは位牌。それから前のページに戻ると、家具と思ったのは家具調仏壇(?)だった。「やっぱりこれか?」と指差したのは真っ赤な仏壇。いつ亡くなられた、どなたのものだろう?とあれこれ想像してしまった

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