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2014年1月12日 (日)

しょうもないこと覚えているね花八つ手

まとまった作品を書かないといけないので、一人吟行へ。
神社を抜けて遊歩道へ向かっていると、前から満面の笑みを浮かべた男性が来る。阪急伊丹線とKスーパー駅前店では有名な、女性と話したいおじさんだ。スーパーのレジ係の女性たちは慣れたもので上手にあしらっておられるが、電車のなかでは気味悪がって席を立つ人を何度か見かけたし、「あっち行け!」と怒鳴った女性もいた。話しかけてくるだけなのだけど、私も日ごろは避けている。
「おねえさん、この前会ったね」で、目が合ってしまった。曖昧な会釈をしながら歩くスピードを落とさず、すれ違う。そのとき「気をつけてね」に、思わず「ありがとう」と返した。背中から声がする。「また来てね」「は~い」「また会ってね」「は~い」・・・。あ~、むかし地域にはこういう人もいて、みんな心得てつきあっていたなぁと思う。

30分ばかり歩いて公園の古池へ。ここは囲いも何もない昔ながらの池。寒くてほとんど人はいない。水辺のベンチに腰掛けると、水面がやさしくはね返す光がよく見える。やがて鳥の羽音や落ち葉が水に落ちる音も聴こえてくる。水鳥のくちばしの先の雫も輝いている。ねむ~くなるくらい、静かな時間のなかにいる。夕暮れまでいたいけど、ご飯の支度をしないといけない。
それから池のまわりをゆっくり2周して、近くの天満宮にもお参りして帰った。あたらしいパン屋さんも見つけたので、今年の長い散歩コースにしよう。

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