« すれ違いざまにさくらと入れ替わる | トップページ | 由良川の全長を父言い遺す »

2014年4月27日 (日)

卵割るたびに近づくお月さま

昨日は、朝日中部川柳大会。
何がと言って、森中恵美子氏のド迫力が素晴らしかった。いるだけでそこが真ん中になり、しゃべると磁石のようにさらに惹き付ける。元気を振りまいて、ますますエネルギーが湧いてくる・・・温泉のような方。

さて、心に残ったこと。句会で選句において、句の新しさ、既視感のないことは、伝統であれ革新であれ評価のポイントとなると思う。
何を「新しい」と感じるかは、それまで出会ってきた川柳作品のみならず、選者自身の知識や経験…あらゆるものが動員されるので、個人差があるのだとあらためて思った。

例えば、大福もちで。
あんこにキウィが絶妙!  皮が豹柄とは驚いた。赤ちゃんのほっぺのようなもちもち感は今までにない食感。 田舎のおばあちゃんの手作りぽい素朴さがかえって新鮮…などなど、「新しさ」をきちんと伝えないといけない。
見た目は、何の変哲もない大福です。しかし、あんこから仄かに潮の香がします。海洋深層水で炊かれたようだ。…このくらい微妙な新しさにも、気づきたいと思ったことであります。

« すれ違いざまにさくらと入れ替わる | トップページ | 由良川の全長を父言い遺す »

コメント

桐子さん
お疲れさまでした。
きのうは一日京都での吟行句会でした。
名古屋のもやもやを引きずったままなので
新しい書き方がしたくて悩んでいるというメンバーがいて
話が弾みました。句意をたどるとほとんどあったになる川柳界、
もう書き方しかないという話です。
絵画の世界では独自の表現のみが歴史の残っています。
唯一無二がとても価値のあるものになっています。
川柳の世界は流行も含めてとてもあいまいで
集まる場所によっては模倣のくり返しが評価の対象になります。
許せないのはそれが多数であることです。
何を考えているのかと思うことがこの頃多くなりましたが、
そんな中で揉まれているのが現実です。

政二さん
おつかれさまでした。

「新しい書き方がしたい」と思うということは、
そろそろ飽きるほど、繰り返し書いてきたということで、
まずは、第一ステージか第二ステージはクリアってことですね。
そこまでもが、結構大変なことと思います。
川柳界全体が、現状に飽きてきているかもしれませんね。

そういう意味では、これから多様な「新しさ」と出会えそうな気もします。
わけ分からん、いやおもしろい・・・そんな議論の巻き起こるような
作品がでてくるといいし、率直に意見が交換できたらいいなと思います。
私は、まったく新しいものも好きですが、
着物リフォームみたいな、古いものの再付加価値化みたいなことも
おもしろいと思っています。
そういう意味で最近は、勉強会など、作品に意見をいただける場を大事にしています。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« すれ違いざまにさくらと入れ替わる | トップページ | 由良川の全長を父言い遺す »

無料ブログはココログ