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2014年9月15日 (月)

赤い魚白い魚とひるがえり

先日、横断歩道でいただいたチラシ。

この世には、無数の声と、無数の身体。
つかの間、結び合えたらと思う。
舞踏公演「うたを踊る」がおもしろそうで、京都へ出かけてきた。

「千本上立売」というバス停から5分とある。例によって、5分以上歩いても上立売通が見つからない。バス停に戻って、スーパーの警備員さんに尋ねる。「この道をまっすぐ、6つ目の信号を右…」。おかしいじゃないの。バス停から5分なのに、なんで信号6つも…と全く信用せず、ちょっと先の自転車屋さんに訊く。同じことをおっしゃる。バスの系統によって、同じ名前のバス停が2つあるのか?と、歩く。
それからさらに、おじいさん、おばあさん、鰻屋、米屋と尋ねたおして、なんとか到着。どうも私が降りたバス停は、「千本中立売」だったらしい。中と上があったのね。さすが京都。それにしても、自分が間違えておいて親切な地元民を疑うとは酷いもんです。

公演は、プロとアマチュアの混成でうたを踊り、それぞれが風に、石に、くだける波にもなった。文章や語りも音楽を感じさせる人がいるけれど、動作、呼吸が音楽な人たちを通して、うたを見た。
会場は、むかし西陣織の工場だったらしく、ステージは土間、剥がれた白壁…、ブリューゲルの「農民の踊り」を思い出す。京都の人と話していると、ちょっと前のことのように江戸や明治が出てくる。時間の目盛りが小さいと思う。

音楽の一つに、林光「赤い魚と白い魚」があって、思わず本歌取りしてしまいました。

今日踊ってた人、見つけた!右から2番目のかわいい人。

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コメント


  赤い椿白い椿と落ちにけり       河東碧悟桐

と云う超有名な俳句があります。だから 貴女の句は
ダブルの本歌どりと いうことになりますね。

承知の上の作品だったのでしょうか?

洋子さま

そうです!
赤い魚白い魚と聞いた瞬間に、椿の句を思い出しました。
椿の句は、落ちて来てそこに残る紅白。
魚で、遠ざかって消える紅白に、詠んでみました。

赤い椿白い椿と落ちにけり       河東碧悟桐

この句を入れて、本歌取りと書けばよかったです。
ありがとうございます。

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