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2014年10月 5日 (日)

俳句≒川柳?

朝、何気なくひらいたサイトに引かれていた俳句に衝撃を受けた。
少し前に特選に選んだ川柳と、上5を除いた7・5が表記は違うものの同じ。すぐに句を検索にかけると、私の知らなかった俳人の、その方の代表句として出て来た。
上5には、題が詠み込まれていて、それが働いているのがせめてもの救い。選評にもそのことは書いている。けれど知っていれば、いただかなかった。平明な言葉で書かれた、ありがちな事がらだけれど、おいそれとは見つけられるものではないと思うから。
先日、句会のあとで、剽窃、類想の話が出たときに、ふっと浮かんだ句のように思って出した句が、まるまる人の句で事務局から指摘を受けた…というような話が出た。好きなイメージやフレーズが記憶に残ってしまう、そういう失敗もあるだろう。
私の不勉強で、嫌な思いをさせてしまったのかもしれない…。
それで思い出したのだが、以前某紙の俳壇で、私の知っている川柳とおしまいの3文字だけが違う句が特選で掲載されていたことがあった。人様の川柳を俳壇に出して入選していたとか、超有名な川柳を俳句コンテストに出して受賞された方もあったと聞く。俳句と川柳にまたがる剽窃、類想問題…どちらのジャンルでもいいものはいいのだなあ…。川柳と俳句の重なり合う領域が広がってきているのだろうか?
川柳でしか評価されない句があるとすれば、それが川柳性? それって、どの句になるのだろう?

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コメント

9月15日の神戸新聞文芸欄に「屋根の下模様のちがう皿ふたつ」を特選に選んでいただきました酒井健次と申します。退職後は、趣味もなく家事をしていた程度で、妻から「(お金のかからない)短歌等でもしたら?」と言われ、1年ほど前から投稿している者です。
1週間前、神戸新聞社から、この句の真ん中と下の部分が、ある人の俳句と同じという指摘を受けました。その電話の中で、俳句の人のお名前とその俳句を聞きましたが、全く耳にしたことのない人・句でした。幸い、有名ではない人とのことでしたので、ほんの少しほっとしていました。
しかし、その電話後、そのことが頭から離れず、句等を考えることができなくなってしまい、今、「模様のちがう皿ふたつ」をパソコンで検索しましたら、一発でヒットし、かなり有名な人であり、かつ、このフレーズが、かなり有名で代表作と知りました。同じフレーズを思いついた私も進化したものだなぁと即思いましたが、それより何より、八上先生に大変なご迷惑をおかけしたことに心から申し訳なく感じております。
今後の投稿は、短歌俳句川柳とも、5と7で分割しパソコンで検索をかけ、ふたつ一致していないことを確認してから投稿したいと思います。
次に、八上先生のサイトもあるかもしれないと思い検索し、このサイトに辿り着いた次第です。
文章が長くなってしないますが、この句についてのことです。
我が家はキッチンテーブルに透明ビニールカバーを敷いています。その下にランチョンマットをふたつ挿んでいます。それは、妻が手芸店(?)で買ってきた材料を、見本があり布に刺繍ではないですが、デザインを太い糸で縫って作ったという感じの品物です。そのランチョンマットの模様が違うんです。私の方はひよこのような鳥が多く、妻の方はバラのような花が多い模様です(写真にも撮ってますが添付の仕方が判らなくて残念です)。
採用していただいた川柳ですが、テーマが「屋根」で、「屋根の下」もすぐに思いつきました。そのあとの言葉に、何かないかなぁと頭の中で考えていたとき、キッチンのテーブル下の模様が違うランチョンマットが目に留まりました。ランチョンマットでは文字が長すぎる。テーブルの上を見回して、お茶碗やお箸だと、むしろ模様が違うのが当たり前。お椀だと何だか読んだときワンの響きが悪い。で、お皿だとスッキリとすると思い、この句ができました。
決して、有名な俳句を、いわゆるコピペしたものではありません。これは、私の名誉(もともとありませんが)はともかく、八上先生の名誉にお傷をつけることだけは許されません。だから、すぐに、メールしています。思いますに、もし、いい句と思えば、刑事ドラマを見ていると、普通の人なら、まったく同じフレーズを使うとは考え難いとも思います。一部を変えるのではないでしょうか。

八上先生は、(失礼ですが)神戸新聞の評やコメントを読ませていただいて、いつも思うんですが、すごくピュアーで繊細な方だと私は感じております(お顔のお写真も含めて)。当初、短歌俳句だけしか投稿していませんでしたが、そのPUREさ故に、川柳にも投稿するようになった理由です。人柄が感じられます。
話はかわりますが、俳句≒川柳についてですが、10/20の神戸新聞文芸欄の俳句で私の句が選ばれていました。慌ててフレーズを検索しましたが今回はヒットしなくて一安心した次第です。この俳句は、もちろん「湯」という川柳のテーマから考えたものです。きっと、かなり似た川柳を八上先生に投稿していると思います(私は投稿したのは控えていないんです。メンタル病も経験し、過ぎ去った事象に目を向けないようにしてきましたから)。たった1年の暦の私には、俳句は写真のように一瞬を切り取った情景、川柳は人の気持ちを詠み込む、短歌は何でもいい、というイメージです。初心者なので、無茶苦茶言ってますが、お許しください。
俳句≒川柳について、私は理系で分析を専門にしていましたから、私も考えてみたいと思っています。
最後に、繰り返しになりますが、
八上先生に今回の私の投稿で多大なるご迷惑をおかけしたことと推察いたします。原因は私の投稿であるのは事実です。今後は、フレーズに検索をかけて投稿します。
なお、この文章は、公表していただいてかまいません。八上先生の名誉のためです。

酒井健次さま

ご丁寧なコメントに、まずお礼申し上げます。
ありがとうございました。
そして、やはり私の不勉強で不快な思いをおかけしたことをお詫びいたします。
さらに、このブログの記事も、無意識にしろ、先行句がベースにあるような書き方になっていることも、重ねてお詫びしたいと思います。
ほんとうに申し訳ございませんでした。
酒井さまの名誉のために、コメントは公表いたします。

屋根の下模様の違う皿二つ
この句は、やはり「皿」が巧いと思いました。選評にも書きましたが、一つ屋根の下の二人の、日常の些細なズレと重なります。
たまたま、おなじ事象に目を留めた方が先にいたということで、どうぞこの句は大事になさってください。

秋風や模様のちがふ皿二つ   
屋根の下模様の違う皿二つ 

この二句が暗号句かどうかも、意見の分かれるところだと思います。
私も正直、迷うところです。
この機会に、いろいろな方のご意見もお聞きして考えてみたいと思います。
ただ、もし私が指摘された方だとしたら、後から出したものとして潔く引っ込めるだろうとは考えました。

私も、するっとできてしまった句が、もしや誰かのフレーズでは?と気になって、
いろいろ調べたけれど出て来ず、句会に出して特選をいただいたことがあります。
随分後になってから、ある方の句に同じ発想の句を見つけ、私の中では抹消しましたが、どこかで取り上げられたりすると、いたたまれない気持ちになります。

長く、川柳(俳句)を続けていると、こうしたことは誰もが一度は経験することではないでしょうか?
このことを引き摺らずに、どうか新しい句をお詠みください。
ご投句をお待ちしております。

この度のコメント、私にはとても真似できない勇気に感じ入りました。
いい勉強をさせていただきました。
私も、柳壇とともにまだまだ成長していきたいと思います。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

(10/22のコメントに対し、お返事しなくて、ご心配をおかけしたかと思います。申し訳なく思っております。儀礼的な文面になり、限がないかと思いましたので.....)

私ごとで恐縮ですが、最後の海外として、オランダに10日間行ってました。実は、20年ほど前、当時の厚生省から海外視察技術研修者の募集があり、手を挙げたところ、たまたま当たり、2週間オランダに居りました。これが、私の初めての海外(旅行?)です。その時から、同じ時季のオランダで締めくくろうと心に決めておりました。

帰国すると、義父の家には、いつものように新聞・雑誌の山がバサっドサっとあり、その中に、八上先生のお葉書を発見しました。

驚きびっくりしました!

女性の名前だったのか妻がギョロッと見てました。その後、11/17に妻の川柳が紙上に載ってるのを見つけ本人は喜んでおります。

とにもかくにも、私のことを気に留めてくださっていたこと、大変嬉しい限りです。

真の優しさに久々に触れることができた思いです。私にとっては、数十年ぶりにラブレターを受け取った気持ち、大切な宝物です。永久保存です。

また、先生の恩師である時実新子先生の大切なお葉書を使用され、「雪とうさぎ」の切手、「人間でよかった涙うつくしい」の句、水着の女性のイラスト、黄みどり青(?)色の字、達筆 等々 見入っておりました。ありがとうございます。

川柳には三つの要素があることを知りました。それらを組み入れることは、私には難しく、とってもとっても困難ですが、入選できるように頑張ります。

そして、いつか八上桐子先生の句集を購入する日を夢見ています。

前回同様、長々としたコメントになってしまいました。

本当にありがとうございました。

ご丁寧にありがとうございます。
オランダ再訪、よかったですね。

せっかく川柳と出逢われたのに、
この度のようなことで離れてしまわれるとしたら
あまりに残念だと思いましたので、
つづけてくださって、ほんとうによかったです。

ご夫婦で川柳。うらやましいです。
吟行散歩とか、旅行もできますね。
たのしんでください。
どうぞ、ますますのご健吟を!

ありがとうございます。
個人情報(一投句者への励ましのお葉書)に関して、私はシビアーな方です。いただいたお葉書について、いろいろ考えたあげく、この伝達ツールしかなく書かせていただきました。
八上先生の心の広さに甘んじた、私のコメントとなりました。

今日のブログ・・・  なんだか気になります。

よく分かっておりますので、どうぞご心配なく。
今日のブログ…むかしむかしのはなしです。
ではでは、おやすみなさい。

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