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2014年12月 3日 (水)

散歩会@はにわ工場公園(史跡新池埴輪製作遺跡)

高槻市新池には、5〜6世紀ごろ、日本初、最大級のはにわ工場があり、焼き窯18基、工房3棟、はにわ職人の住居まで整っていたとのこと。
現在は、焼き窯の跡が一つと、復元された茅葺き屋根の工房が二つ、はにわ少々の小さな公園。吟行としては句材が少なく、冷蔵庫の残り物で作るチャーハン…例え悪すぎ、・・・とにかく、あるもので何とかする日だった。
今日も参加者が少なめで、めずらしくフリートークの時間あり。場所、人数(メンバー)、お天気など、あらゆる偶然の力を借りて句が生まれ、句と出会うのだということに、今さらながら感じ入った。一年の締めくくりに、いい散歩会だった。

 なつかしい樫の木だれの記憶だろう

 空よりも遠いところを見る埴輪

 痛くない白を選んだ枇杷の花

 戦意喪失 内股の力士いて

 鳥去ってうつらうつらとゆれる水

 ぬくもりに触れないように巫女の指

 もう一度つめたい犬を見に戻る

 皆どこか欠けてやさしく立っている

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コメント

桐子さん
お疲れさまでした。

「偶然の力を借りて句が生まれ、句と出会う」
その通りですね。まさにこれが吟行のおもしろさです。

僕はこのことをアドリブのおもしろさだと思っています。
音楽の世界もお笑いの世界もこのアドリブが生きていますが
まわりに反応しながらの偶然を楽しむ。
そしてそれを楽しむための表現の技術を磨いていく。

川柳の楽しみ方もいろいろですが
創作する楽しみはここにあると思います。

政二さん

お疲れさまでした。

昨日の、6点いただいた句ですが
清記用紙の政二さんの字が、ものすごくいいんです。
 皆どこか欠けてやさしく立っている
いかにもそのようで、なんと言いますか…
フツーのおにぎりが、竹皮に包まれておいしさ倍増的効果みたいな。
そういう偶然の力もあると思いました。
ありがとうございました。
私も、もうちょっと大人の味のある字が書けるといいのですが…。

散歩会で得ようとするもの、たのしみ方も人それぞれですが、
それらを大きくゆるく受け入れる、会の包容力にただただ感謝です。

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