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2015年3月 4日 (水)

散歩会@高円山 白毫寺

奈良の高台にひっそり佇むお寺。天然記念物の五色椿は、まだ莟固く浅くねむっていた。春浅いひんやりした空気と、芽吹きや開花の力を溜めた草木のエネルギー。春のアンバランスさも、寺にあってはしずまっている。

私らしくない句ができたのは、行きに読んだ句集「実朝の首」飯田良祐さんのおかげではないかしら、とおもう。

奈良に行けば、「春鹿」は飲んで帰らねばとちょい飲み。伊丹に着いたら友人とばったりで、伊丹のお酒「老松」ちょい飲み。久しぶりの灘の酒「剣菱」いと旨し。なかなか家に辿りつかない夜であった(笑)

  三月のぬかるみに似たごあいさつ

  まだ燃えたことのないろうそくでしょう

  閻魔さんの奥歯に大宴会場

  ドリームランド跡地へ猫を捨てにゆく

  ビニールの燃える匂いのする椿
 

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コメント

桐子さん
お疲れさんでした。

僕はなんとなく、今の季節にぴったりのお寺だなと思いました。
たぶん満開のときも同じ400円なんでしょうね(笑)
吟行句は作りにくいところと作りやすいところがありますが
あんがい作りにくいところでの句が残ったりします。

得意な場所と得意でない場所。
たくさんできるところとできないところ。
うまくいったところといかなかったところ。
満足したところとこころ残りがあったところ。
わかったところと不思議が残っているところ。

みんな、続けることでなんとなくわかってくるものがあります。
だから飽きないのかもしれません。

政二さん
おはようございます。

400円、いかにも奈良っぽいと思いました。
京都だったら、満開の五色椿や重文の仏像写真入り
カラーリーフレットを作って、1000円でしょう。
大阪なら、五色みくじとか、五色お守り売ってますね(笑)

吟行は、その場で句箋に向かうまで分からないところがおもしろいです。
ジムでも、あまり気はすすまなくても、行ってみるとからだは動く日があります。
吟行もそんなとろがあって、だから休まないことですね。

ただ、選句のときは、枚数と時間で気持ちが焦ってしまって
字が流れていってしまうときがあります。
今回は、いつもよりチェックした句が多かったです。
それも慣れなのかもしれませんが、
まだまだ選には気持ちの落ち着きが必要なのだと思いました。

とにかくお世話くださる人があっての散歩会。
いつでも誰でも何句でも…
あのおおらかさが、おもしろい句を生んでいるのでしょう。

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