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2015年7月 6日 (月)

あたらしいことばを沈め鳥の胸

ねじまき句会、題「胸」

すずめのヒナを拾って育てたことがある。まだ、羽が生えそろっていなかった。耳かきでアワを食べさせると、うすく桃色に透けた胸にアワのつぶつぶが映って見えた。あたらしいことばを覚えたとき、あのすずめの胸を思い出す。

  雨後の歌うすもも色の鳥の胸  広瀬ちえみ(「杜人」246号)

雨上がりの雨をふくんだ空気に、声がやわらかく響くことを鳥は知っている。風呂場で歌う人のように、気持ち良さそうに歌う。・・・もうすぐ、雨が上がりそう。

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