« 熱い! | トップページ | ふるさと »

2015年8月 6日 (木)

散歩会@京都市美術館「マグリット展」

マグリットの言葉。
「私の作品は、私が何かを隠しているのではなく、視覚的イメージを描いたものです。しかし、私の絵は謎をよび起こし、「これは何を意味するのか」と考える。しかし、それは意味のないことです。なぜならば、誰にも意味などないからだし、知ることが出来ないものなのです」

なるほど、意味など書かれていないけれど、強く惹かれる川柳を読むときの感覚に似ていた。
マグリットは、「思考を目に見えるものにするために、私は絵画を利用するのだ」とも言う。
思考による追求なくして、作品は力を持たない。

先月休んだせいか、選句の時間配分を失敗。チェックした句から、絞りきれないまま披講になってしまった。私は選が遅い方だと思う。これ以上句が増えたら(今回は約1000句)、もうついていけないかもしれない…。

  ぽこんと生まれる にゅるっと生まれる

  しばらくは大きな鼻でいる目覚め

  私の魚の部分が匂います

  撫でていると木目のあらわれるからだ

  バス停にならぶみんな旅人で

  いつか海は一艘の船になる

« 熱い! | トップページ | ふるさと »

コメント

桐子さん
お疲れさまでした。

今回は句数が多いことで、選句について、作句について
思うことがありました。

句数が多いときの選び方はどうなるのかですが
僕の場合はふり返ってみると
どうも「わかりやすくて新しい」だったように思います。

しかし、絵を見ながらの作句はどうしてもわかりにくくなってしまいます。
問題は、作句の時点でこの「わかりやすく」を意識することが
果していいのかどうかですが
自分になじまない言葉を手に入れる場と考えると
気にしないでどんどん書く方がいいのでは、とも思います。

政二さん
おつかれさまでした。

マグリットを観る感覚は、「維新派」とも似ていましたね。
意味を考えると、つまらない感じ。
説明しても詩的になりやすいので、
私は、絵の説明にならないよう気をつけました。
抽象的な句の多い中、裕見子さんの読み方は、
お箸でつまみ出して味わうみたいで、おもしろかったです。
とみえさんが参加されていたら、
どんな句を読まれただろう…と思いました(笑)

散歩会は、ライブの選のトレーニングの場でもありますが、
近ごろは、句数と時間制限が厳しいですね。
今回はもう一度、選をやり直してみようと思います。
1次選は、そう変わらないと思うのですが…。どうなりますやら。

桐子さん
「維新派」で思い出しましたが
今年の春、高校時代の美術部の同窓会が奈良であり
一年後輩の維新派の松本に出会いました。
みんなで県庁の屋上からの景色を楽しんだあと
松本の案内で河瀬監督の「もがりの森」主演の
宇多さんがやっている「古書喫茶ちろろ」に行きました。
そこで驚いたのは、川柳をやっているというと
すぐ帰ってきた言葉は「時実新子」でした。

政二さん
維新派、今年の公演は奈良ですね。
久しぶりに観たいです。

時実新子…
凛さんと、来年の「読みあう会」の準備をすすめていますが、
初期の新子を知る人が少なくなっていることに、衝撃を受けています。


コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 熱い! | トップページ | ふるさと »

無料ブログはココログ