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2015年10月17日 (土)

明け方の鳥のまぶたを貼付ける

テーマは「風」。できれば、二人の会話調、短詩(七七)で、というオーダー。

会話なので、なにがしかの設定が必要。遠く離れた風の姉妹で書いてみたら、自分と重なりすぎてよくなかった。
南桂子さんの版画を見ていて、鳥と人とが互いの存在を感じあう瞬間・・・を思った。そうそう、そんなささやかなことに、どれほど支えられているだろう。
とある街の夕暮れ時。並木の欅に帰ってきた鳥と、通りがかりの女性。ほんの数分間の、それぞれのモノローグ…。
鳥は去年まで、線路沿いの両親と兄、妹の住む家に飼われていた。家族にひずみが生まれ、少しずつひろがり…。妹は誕生日の朝に、鳥を放す。女性は……と、それぞれのものがたりを作ってみたら、一羽と一人のことばが出てきた。淡いあわい風のことばが。

舞踏と演劇をゆるりと縒り合わせる、「スミレ座」の公演。12月23日、夢家(大阪)にて。

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