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2016年1月

2016年1月30日 (土)

ぎりぎりのきりんの舌の暗さだな

夕べの夢。川柳講座の途中、トイレ休憩からみんなが戻らない。そこらじゅう空席だらけ。講座担当の方が困惑した表情で、「皆さん帰られたみたいですね…」とおっしゃる。残った人数を数えたら5人…。半泣きで目が覚める。
今日は、その単発の川柳入門講座の日。途中で帰る人もなく無事に終わったけれど、プレッシャーに弱すぎる、わたし。

教室も講座も、どんなに準備しても、思いがけない句や質問が飛び出す。今日は例句に引いた川柳を、「たとえばこれを俳句に直したらどうなりますか?」とむちゃぶりされる。咄嗟に「木犀や・・・・・・・・・・かな」などと答えて、「いや、ダメです。ダメです…」と慌てる。夏井いつき先生なら、“才能なし”「や、かな、で俳句と思うなよ!」て叱られるわ〜。
さいごに席題で詠んでいただいた句が、個性豊かでとてもよかった!!ふぅ〜。

2016年1月26日 (火)

補聴器と眼鏡はずしてからの息

更新してるし(笑)

やっとすこし慣れてきたかな…。昨秋から、神戸で川柳教室がはじまって、本日4回目。今日は、おつれあいを亡くされたばかりの方も出席された。体験で来られた方も、昨年末におつれあいを亡くされた方。川柳は、介護のために10年間休まれていたそうで、お嬢さんが「何かしなきゃダメ」と申し込んでくださったとか。句を通して、生、死が自然に語られる。

はじめての方がほとんどで、素朴な疑問に川柳観が揺るがされる。人生の大先輩としても、教えられることばかり。緊張のあまり、朝から電車を乗り過ごしてしまった。

2016年1月25日 (月)

水槽を眺めるように見る手帳

「眺めるように」の、「ように」は外したかったが、これがなかなか手強い。無理やり外したら、手帳が消えかかる。題は「手帳」だから、手帳が大事…。う〜〜。

今週は、準備、本番、準備、本番、準備、本番。なので、ブログはたぶんやすみりえ、じゃなくて休みます。(緊張でへんなテンション…いつもか?)

2016年1月23日 (土)

向き合ってきれいに鳥を食べる夜

昨日は、日本酒の会へ。
新春限定 「春鹿 新走り一番」生原酒は、麹の味が立っていた。若さだなあ…と味わう。
最初にそれを飲んだせいで、次の石川県の「吉田蔵」は、どうもぼやけているように感じた。きっとおいしいお酒なのに惜しいこと。
会の途中、赤ちゃんの泣き声が響いた。赤ちゃん連れのお客さんかと思ったら、板さんが白衣に赤ちゃんをおんぶして調理していた。イクメンだ。う〜〜ん、店のイメージが…。いや、ここは応援しなきゃね。

今年は日本酒づいていて、先日いただいたのは、話題の「獺祭 二割三分」。これはもはやワイン。勢い込んで、田作りやなます作って小正月したけど、生ハムとかの方が合いそうだった。

2016年1月21日 (木)

薄やみに溶ける場合もございます

ジムで夢ちゃんに会ったら、今度はスポーツ吹き矢を始めたらしく、おもしろいからおいでと誘われた。
「肺活量がいるんや」「ちゃうちゃう、あれは精神力や」「ひえ〜、それ一番ないやつやわ」「トシとったら飛んだり跳ねたりできひんようなるから、ずっとできることも始めとかな〜。体験やったら100円やで」…(川柳あるけど)と思いながら、一度体験に行く約束をする。100円につられた。・・・5年後は必殺仕事人かもしれん。

2016年1月20日 (水)

ゆるされている ころされている

昨日は、つづきの会。途中、会議室の窓に雪が舞いはじめる。
だれかが、「初雪…」と言う。はつゆき、はつゆき…いい大人がときめいてしまう。

タイトルは、昨日の話題作。
初心のころ、「ゆるす」を詠み込んだ句について、「ゆるす」とか「ゆるさない」とか言うこと自体どうかと思うと評された。おかげで、「ゆるす」について考え続けてこれた。
A(娘)は、「これって私のこと?」と訊く。なんで?と聞き返したら、「若いから、女の子だからってゆるされるのは、ころされていることといっしょやと思う」と。

2016年1月17日 (日)

「し」に息がいりますあたらしい息が

21年目の1、17。思い出して、思う。

Img_0398_4去年クリスマスにやって来た、多肉ちゃんたち。陽にむかって、どんどん背伸びしている。手前のはちいさなちいさな花もつけた。
金魚もゆっくり育っている。
ちいさな息が、あたたかい。

2016年1月16日 (土)

火花

「火花」(又吉直樹 文藝春秋)をやっと読んだ。主人公徳永が師匠と仰ぐ神谷のことば。川柳にも当てはまる。

「平凡かどうかだけで判断すると、非凡アピール大会になり下がってしまわへんか?ほんで、反対に新しいものを端から否定すると、技術アピール大会になり下がってしまわへんか?ほんで両方を上手く混ぜてるものだけをよしとするとバランス大会になり下がってしまわへんか?」

「一つだけの基準をもって何かを測ろうとすると眼がくらんでしまうねん。たとえば共感至上主義の奴達って気持ち悪いやん?共感って確かに心地いいねんけど、共感の部分が最も目立つもので、飛び抜けて面白いものって皆無やもんな。阿呆でもわかるから、依存しやすい強い感覚ではあるんやけど、創作に携わる人間はどこかで卒業せなあかんやろ。他のもの一切見えへんようになるからな。これは自分に対する戒めやねんけどな」

「論理的に批評するのは難しいな。新しい方法論が出現すると、それを実践する人間が複数出てくる。発展させたり改良する人もおるやろう。その一方でそれを流行と断定したがる奴が出てくる。そういう奴は大概が老けてる。だから、妙に説得力がある。そしたらその方法を使うことが邪道と見なされる。そしたら、今度は表現上それが必要な場合であっても、その方法を使わない選択をするようになる。もしかしたら、その方法を避けることで新しい表現が生まれる可能性はあるかもしらんけど、新しい発想というのは刺戟的な快感をもたらしてくれるけど、所詮は途上やねん。せやから面白いねんけど、成熟させずに捨てるなんてごっつもったいないで。新しく生まれる発想の快感だけ求めるのって、それは伸び始めた枝をポキンと折る行為に等しいねん。…(後略)」

2016年1月15日 (金)

午後のこと

ケーブルテレビの電波検査の日。1時〜3時の間に来るという。今日中に仕上げたい原稿があるのに、来るまで落ち着かない。待っている間に、すこし腹が立ってくる。2時にやって来たのは、煙草の匂いのぶかぶかのパンツを穿いた男性。電波検査はすぐに終ったが、電話とネットの契約をケーブルテレビに変更するよう勧められる。月々1,000円ほど安くなるので、ほとんどの家が変更したのになぜ変更していないのか?と訊かれる。「面倒だから」と答える。安くなるのに変更しない理由が分からないと言われる。責められているような気持ちになってくる。家族と相談するというと、あなたに決定権はないのかと詰められる。そうだ、このやりとりが面倒なのだ、と思う。家族と相談して断ってもいいから仮登録を…と強く勧めてくる。詰め寄られると逃げ腰になってしまう。もう30分も経っている。昼食後に飲んだ風邪薬が効いてきて眠くなってくる。朝方に見た夢を思い出す。そうだ表彰式だ。受賞者に渡すトロフィーを落としてしまったのだ。壊れはしなかったので平謝りで渡した。すっかり気が動転して凡庸なコメントをしてしまう。そのことで落ち込んでいた…。思い出しても滅入る。男性が数字を書き入れた紙にサインをしたら、オレンジ色の食品用ラップをくれた。それから男性は検査機械の入った鞄をゆっくりゆっくりかたづけた。苛つかせる動作だった。帰ってほしい。ことばをさがす。男性はまだチャックを開いたり閉じたり、鞄の腹を叩いたりしている。ことばが見つからない。服のポケットの一つずつに手を出し入れしてやっと決心したように頷くと、もう一度仮登録の話をした。「しません」と言うと、瞳はスイッチを切ったように暗くなった。「ごくろうさまでした」、水が漏れるように声が出た。

2016年1月14日 (木)

ねじまき#2

「ねじまき#2」が、昨年末に出ました。大阪では、「葉ね文庫」さんで取り扱っていただいています。

今回は、男女混合名簿順リレー方式で作品評を書きました。私の作品の担当は、三好さん。もう、沁みた〜(泣)
そして、柳本々々さんも「完璧な半券」 と題して、質感に注目した読みを展開してくださいました。
読まれることで更新されてゆく作品を、うれしく見つめています。

2016年1月13日 (水)

川柳フリマ

今年も、川柳フリマ、正確には「川柳ヒストリア+川柳フリマ」、開催されるそうです。

5月22日(日) 13:00〜。場所は前回と同様「たかつガーデン」。
句集や結社誌、アンソロジーの販売、配布はももちろんですが、フリマに合わせて何か作るのもありですね。遠方の方も、フリーペーパー参加というてがあります。ご準備をー。

2016年1月12日 (火)

パルシネマ

新開地のちっちゃな映画館「パルシネマしんこうえん」。ちょっと前の作品を2本立て、1,200円で観られます。上映前後の手動感がなんともいい感じ。2本立てはお得だけど、背中が痛かった(トシか)。女性監督の2作品、「あん」と、「きみはいい子」を観た。

映画の前にすこし時間があったので、神戸アートビレッジセンターへ。オープンスペースで、演劇ワークショップをされていたので見学。演出家の方が一般の人にほんの1分ほど喋らせるだけで、対人関係関係癖を鋭く指摘する。「ずっと笑いながら話すことを、どこかで身につけたんだね。こういう人に対して人は意地悪になる。この人は嫌われないようにしようと思ってますます笑って、ますます嫌われる」「自分では気づいていないと思うけど、『そうなんや〜』って、相づち打っていても上から目線なんだね」…という調子。鋭い!と見ていたら、「何かしゃべってみて」といきなり当てられた。家を出る前に少し気がかりだったことを話したら、「これが孤独です。この人は話す相手がいないんだ」と言われた(爆)身に付いたものは、自分では分からないし直らない。それを発見して使いましょう、活かしましょう…ということらしい。興味津々だったけど、人前で何かするのも苦手だしアドリブも弱いので、予定通り映画を観た。逃げたな…、わたし。

2016年1月 9日 (土)

散歩会@京都文化博物館 小川千甕〜縦横無尽に生きる

京都に生まれ、仏画、日本画から、浅井忠に洋画を学び、ルノワールに会い、南画家となったという方。渡欧時代の日記には、ルノワールの印象を「死体のような老爺」と書いていた(笑)さみしさとユーモアの同居した独特の画風は、描き続けて獲得した縦横無尽。

互選も終了し第2ラウンドの席題のとき、磨りガラスの窓から淡いオレンジが射した。夕焼け…。句会場が谷内六郎の世界になっていた。
句はダメ。ことばがゆるすぎる。

  雨の日はのんびり泥になっている

  やさしい光だけを集めている河畔

  0と1の間に釣り糸を垂れる

  舞いながら炎になってゆく手足

  えいえんというかなしみに原節子

  家なんぞ捨ててしまいたかった松

2016年1月 6日 (水)

葉牡丹の母の手と母の母の手と

元旦に、姫路に住む同級生から届いた賀状は、姫路城とニワトリだった。ニワトリには「酉」と書かれていた。白鷺とニワトリってなにかあるのかな?と思っていたら、昨日、2枚目の賀状が届いた。「干支を間違えました」(爆)

切手のところに猿がいるのに、気づかなかったのか?…私たちもついにそんな歳になったのか〜。

2016年1月 3日 (日)

初…

元旦に軽く発熱。
初夢で金縛り。娘にうなされてなかった問うたら、「風邪で鼻がつまってるんかと思た」。
初観は、シルヴィ・ギエムのカウントダウン「ボレロ」。圧巻!
出だしから熱いで、今年は。

2016年1月 1日 (金)

あけましておめでとうございます

一月一日が、おだやかに静かに過ぎてゆきます。
今年もよろしくお願いいたします。

初読書はこれから。千草創一歌集「砂丘律」。装幀が好きです。

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