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2016年7月

2016年7月30日 (土)

しゅくだい

障がい者施設の無差別殺人の報道を見ながら、数ヶ月前の友人のブログを思い出した。

70歳代の気楽な集まりの場で、「認知症にはなりたくない」という話になり、それぞれが見聞きした認知症の奇異な行動が語られたという。彼女は、認知症そのものよりも、人として認めていない気がする。なりたくてなったわけではなく、みんな一生懸命生きてはる。…そんな風に書いていた。
将来、認知症になりませんように。寝たきりになりませんように。私もそう願っていた。家族に迷惑をかけたくない、そう思っていた。(ああなりたくない)は、見下しているのだなあ…。
それで言うと、老いにユーモアを見出している「シルバー川柳」は、なかなか意義深いと思ったことだ。

今日、電車でとなりに座った老婦人。お孫さんが少年野球をやっていて、夏休みの宿題を7月中に終らせて監督に出さないと、合宿、練習に参加できないのだとか。一日中プリントをしながら、昨日は自由研究、今日は感想文と家族総出で手伝っていて、居場所がなくて暑いのに出て来たの〜とおっしゃっていた。
私も、この夏は宿題が多い。なので小学生じゃないけれど、一応計画を立てた。明日は、習字。最初に崩れないようにがんばらんと。

2016年7月23日 (土)

青鷺 置き去りの青やけに青

せめて週1の更新。

今週は、つづきの会があった。今月は、唯一の川柳の会。
京都では、土用にあんころ餅を食べると夏負けしないとの謂れがあるとか。持って来てくださった方があり、皆でいただく。
合評のときの、柊馬さんの「そんなこと思わせるて、ことばってすごいな、…う〜ん、ことばってすごいな」、きくこさんの「時間が生まれるやなんて、ええことばやなあ…」。座の中のことばからも、土用餅みたいに元気をいただいた。

「少年の名はジルベール」竹宮恵子(小学館)…、これがまた勇気をくれる。
今でこそのBLだけれど、まったく受け入れられなかった70年代から、10年がかりで「風と木の詩」を世に出すまでの闘い。新しいテーマ、新しい書き方をつかみ取る苦しみ。同居もしていた同級生で早くから評価された萩尾望都に対する憧れと嫉妬…、デビューからの半世紀が語られている。 「少女マンガを変えようよ。マンガで革命を起こそうよ」…描き始めて間もない頃に言い合ったという。少女マンガを変え、BLというジャンルまで生み出したんだなあ…。
今は、京都精華大学でマンガを教え、学長でもある竹宮先生。学生たちに、描くうえで重要なことの一つに、「アーティストインプレッション」をあげる。
マンガの芸術性と言えば、単純に幾通りものペンワークのうまさ、すなわち絵の部分だと思われがちだが、本当は違う。「伝わること」「伝えること」が、マンガのパワーであるのなら、これこそが技術。大切なのは、目に見えないものを読者に「伝える」力、「伝わる」力のことだ。(中略)
あなたに、「つらい」という感情があったときに、「大丈夫?どうしたの?元気出して」と誰かあなたの友だちが励ましてくれたとしよう。気にしてくれたのは嬉しい、でも何かが違うと感じないだろうか。その少ないやりとりには含まれない、もやもやとした大きなものが心のどこかにあって、むしろこちらの方が大きいという落差に気が付く瞬間。そもそも私は「つらい」のだろうか……そこさえも疑い、のみ込んでいるいる状態かもしれない。しかし、このもやもやを突き止めない限り、なんだか一歩も前へ進めない……。その霧のような塊のベールをはぐように、絵にしたり、文字にしたり、セリフにしたりといった作業が創作の原動力の一つなのではないか。はぎとってみて、目の前にその形が見えるものとして現れたときに、作ったのは自分なのに、自分で驚いてしまったり、ショックを受けてしまったり、不思議と癒されたり、全然違うと思ったり。めんどくさいといえば、非常にめんどくさい作業だ。でもこれをしないと心が前に向かない。そして、その私にとってのもやもやの正体が、読者にとっても、突き止めたかった感情の大きな部分であったということもあるのだろう。たぶんそれが、「伝わる」ということなのかもしれない。

これなんだなあ…。簡単にことばにしてしまったのでは、自分の水脈を掘り当てることはできないのだと思う。

2016年7月16日 (土)

本気!

また1週間が経ってしまった。

スミレ座、よかった。公演が終って地上への階段を上がるとき、とても遠いところから帰ってきたような気がした。
阪急王子公園駅の水道筋商店街は今も元気な商店街で、端っこには灘温泉もある。 仕事終りの青と待ち合わせて、灘温泉→ビールの予定だったが、青が遅くなり温泉をあきらめてビールのみ。〆に食べた中華料理「天天」の担々麺が、おいしかった!料理長は、むかし料理の鉄人に出たのだとか。

ジムの新メニュー「バレエストレッチ」に、本物のバレリーナ登場!何でも股関節を痛めて、2年前に人工股関節に手術。トラック1台分の衣装やアルバムを捨てて一度はバレエを諦めるも、やっぱり自分にはバレエしかないと、リハビリを重ねて再び指導者に復帰したという、推定50歳。
指導も本気。フロアで柔軟や腹筋のあと、基礎の動きに入るとき、「じゃあ、皆さん脱いで。あら、脱げない?ブラになっちゃう?バレエは鎖骨を出してレッスンしてほしいんです」。「ムリムリ」「カーテンいる」の声へ、「皆さん、もうここでしか脱げませんから、思い切ってください」(爆)
トウシューズを履いてステージに立つわけじゃなし…と、真似事でお茶を濁さない。「がんばっているのはいいんですよ。でも、やり直しです」「ストップ!(音楽を止める)バレエは静かなときも情熱を出してほしいの」「ストップ!(音楽を止める)アラベスク、“ン”をためて。すぐおりない」
おばちゃんたち、むずかしいわーと言いながら、バレエシューズを買い、鎖骨をがんがん出し、喜々とレッスンしている。やっぱり情熱は人を動かすのだわー。私も、鎖骨出すか。

2016年7月 9日 (土)

思い出せそうな青をさがす鼻

烈しいな…太陽も雨も。

短くて太い1週間が過ぎた。すすまない原稿を投げ出さずに書いている。書きながら下手や…と思う。それでもとにかく最後まで書き上げることが目標。

新しい職場で働きはじめた青は、お昼休みが適時。みんなお弁当らしい。
頼まれたわけではないけれどお弁当を作ってやることに。緊張のあまりお腹が空いて、お弁当が足りないというので、ひとまわり大きなサイズのお弁当箱を買いに行ったら「弁当男子」という商品であった(笑)
おかずは面倒だろうから、どんぶり弁当でいいよというので、鶏そぼろ丼、ガパオライス、生姜焼き丼、オムライス、焼き肉丼、キムパ、鶏のハーブ焼き丼、ロコモコ丼、親子丼、オムライス、鶏つくね丼、焼豚チャーハン、カツ丼、パエジャ…などなど、あとはそうめん、ひやむぎ、ざるそば、冷麺、焼きそばなどの麺類×おにぎりパターンも入れて、弁当男子でひと月が過ぎた。目に見えて太った(笑)
そこで、今月からはサラダ弁当にしてほしいとオーダー。こちらはあまりバリエーションがなさそうで、どうなるか?今日は話題のキヌアと雑穀をトッピングしてみたけど。

小川洋子さんの「ことり」は、すごく好きな作品だった。朝方、夢うつつにきれいな鳥の声を聞いていた。あ…、めじろだと思いながら…。めじろの鳴き声は聞いたこともないのに。ものがたりが私のなかで展開してゆく。

2016年7月 2日 (土)

文月の舟の背骨のあやふやに

夕べ、一本脱稿して、今日は搾りカス状態。どなたかのブログに短時間でも昼寝をしたらスッキリするとあったので、即実行したら2時間半も寝てしまった。汗まみれで起きたら、窓からの風がぬぅ〜と首に張りついて、遠い夏休みみたいだった。

夕べ送った作品を読み返す。近ごろ、自分では分かりすぎるのでは…と出した句が、分からないと言われることが多い。分からない…だけで終るとしたら、それは句に力がないのだと思う。分からないなりに、惹かれるものがあるのかどうか…だ。

それにしても、文月…っていいな。

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