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2017年1月10日 (火)

散歩会@西宮えびす神社 

「十日えびす」の吟行は二度目。ものすごい人出で、鳥居から神殿まで立ち並ぶ屋台の前をゆるゆる進むしかない。前回とは違うものを見ようと思ったけれど、人混みに酔ってしまった。

26年もつづいた散歩会は、来月がいよいよ最後。3月30日の墨作二郎追悼句会をもって、点鐘の会も閉じられる。
散歩会は、本多洋子さんと、笠島恵美子さんがたった二人で何から何までお世話してくださった。吟行場所、昼食、句会場の下見から予約。句箋の準備から 、句報、写真。参加者は、誰でも、何人でも受け入れ、出句無制限という寛容さ。台風の日も、雪の日も、中止はなかった。
大きさというのは、なくなるときに分かるものだけれど、こんなに…と戸惑っている。

   狛犬の口中濡らす宵戎

   人間の臭いを消してゆく屋台

   境内の骨を溶かしているスープ

   生ぐさく黒く願いは横たわる

   神さまの松に三つの拡声器

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コメント

桐子さん
お疲れさまでした。

26年、すごいと思います。
「寛容の文芸」そのままですね。
何を身につけ、何を捨ててきたのか。
自由に書けることはありがたいことだと思います。
そのことを許していただいたことに
ただ感謝です。
洋子さん、恵美子さんお疲れさまでした。
そして、作二郎さん
ありがとうございました。

政二さん
おつかれさまでした。

「寛容の文芸」、ほんとうにそうですね。
参加者のそれぞれが、それぞれに何かを摑むことができる
そんな場でした。
私は、見ること、感じることが、やっとわかりかけた気がしています。
ほんとうに、感謝の気持ちでいっぱいです。

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