« はじまり | トップページ | 散歩会@西宮えびす神社  »

2017年1月 8日 (日)

はなびらを噛んでまぶたのすきとおる

今年は、時実新子没後十年ということで、神戸新聞で「新子を読む 新子へ詠む」が連載されました。新子ゆかりの柳人、そして若手の歌人、俳人が、いま新子の句をどう読むか…言葉、毒気、かたち、生き方…それぞれの切り口で語られた、新子句の魅力。読み手や、時代が変わることで再発見があることがよくわかる企画でした。

   花びらを噛んでとてつもなく遠い  新子

私がとりあげた新子の1句。身体感覚を通して差し出された、圧倒的な孤独。近ごろ身近な老人たちを見ていて思うのは、身体は正直だということ。言葉はいくらでも嘘をつく。肉体の感受したものの方が、言葉よりも深いところで共感できるのではないか…。どうしてこの1句だったのか、問われたときに思い当ったことでした。そして、私から新子への1句は、オマージュを込めて本句どり。

« はじまり | トップページ | 散歩会@西宮えびす神社  »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« はじまり | トップページ | 散歩会@西宮えびす神社  »

無料ブログはココログ