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2017年1月12日 (木)

川柳句集「前へ」 米山明日歌

  螢きて私の闇を運びだす

  地図でいう四国あたりが私です

  わたくしの足跡だけにする岸辺

  言い訳の代わりの雨を持たされる

  その先が見えてたこともあった橋

  毛糸玉買いに行くのも一つの明日

  待ちましょう春の痛さにかわるまで

  経歴の一つに草であったこと

  竹串がスッと通れば春ですね

  国境の缶は立ってる錆びている

「川柳マガジン文学賞」、大賞の副賞として出版された句集。あとがきにある通り、ご自身を見つめて書かれた句が多い。私を素材にしていながら押しつけや嫌みを感じさせないのは、メタ認知能力の高さだろう。また、伝統的な型にのっとる品の良さもにじむ。たとえば、武道家に通じるような。あとがきには、「次のジャンプに備え、あらたな筋肉をつけなければなりません」とあった。ぜひ次は、総合格闘技へもチャレンジしてほしい。ねじまき句会場外乱闘も期待している。

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コメント

 あちゃー。何の気なしに覗いたら。今ですか?でもなんだかとても嬉しいです。
なにかの番組で、前へ、さらに前へ。とありました。私も、さらに前を目指すつも
りです。桐子さんは謎で、聞きたいこと沢山あります。今年は、二つくらい聞いて
みようかな。今年も宜しくお願いいたします。

ほんと、遅すぎてあちゃーですよね。ごめんなさい。
明日歌さんの前が、どっちの方向で、どんな情景がひろがるのか
すご〜くたのしみです。
私に聞きたいこと??それもたのしみです!

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