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2017年4月22日 (土)

香雪美術館 熊谷守一展

香雪美術館は、阪急神戸線御影駅から5分。駅前と思えない静かな佇まいの美術館。いまは、透けるようなもみじをはじめ、新緑の瑞々しいお庭でお抹茶もいただけます。

「画壇の仙人」と呼ばれた、熊谷守一。トレーシングペーパーに描いた下絵を、表から、裏から、また角度を変えて描いてみたり、どんどん削ぎ落としていく作画行程が垣間みられるほか、初公開の屏風絵「竜虎図」や、めずらしい書簡なども展示されていました。
学芸員の方のお話から、1969年に障子から差し込む光を描いた「朝のはぢまり」にみるような円を描いた作品は、具体美術協会の吉原治良が円を描いていたのと同時期だとか。現代のようにネットもない時代なので、おそらく互いの作品は知らなかったであろうとのこと。方や具象、方や抽象で、行き着いたところが円……円ねえ…。

美術館のとなりは、羽生弓弦君ファンにおなじみの「弓弦羽神社」。駅の北側には、おいしい蕎麦の「ふくあかり」もあります。

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コメント

熊谷守一
いいですね。

作風にいたるまでのいろいろもいいです。
そして、書もいい。

以前勤めていた会社のオーナーがファンで
画商を通して 「四条の茶わんや」 と書いていただき
ウィンドーに飾っていました。

誰もが認める洋画家でした。

絵が評価されたのは、60代になってからのようですね。
納得のいく絵を描きたい、ただそれだけで描き続けられた方ですね。

水墨画と書は、はじめて観ました。
今回いちばん打たれたのは、ひらがなの書「かみさま」でした。
それはもう、無垢なかみさまでした。
嫌いなことばは書かれなかったようですね。
「無一物」は好んで書かれたことばで、
どなたかから「無尽蔵」と書いてほしいと頼まれて、
そんなことはないと断られたそうです。

「お国のために何もしたこと無いから」と
文化勲章を辞退されたのも素敵です。

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