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2017年5月 8日 (月)

フェアリー

今日のバレエは、オーロラ姫の「銀の精」。短い踊り。振り付けを頭に入れて、いざ音楽に合わせて踊る。アユミ先生が首を横に振る。
「皆さん、銀の精は妖精なんです。人間じゃないんですよ。生活感が出すぎてるんです。生活感を出さないでください」
こっちは夕べのお酒が汗に流れてやっと人間に戻ったところだというのに、妖精てか…。足は軽々上がらないので、とりあえず口角上げ気味に踊る。
「あのね、妖精をイメージしてください。妖精はどんな感じですか?……」
そのとき、浮かんだ……「妖精は酢豚に似ている絶対似ている 」。
酢豚が運ばれてくる。甘酸っぱい湯気。口の中に唾が出てくる。とろんとつややかなあん越しのパイナップル……。タンタタタタン……。
「それっ!それを忘れないで」。
アユミ先生が私を指差していた。

妖精は酢豚に似ている絶対似ている  石田柊馬
意表を突く妖精と酢豚。似てへんわと言いたいが、絶対と言われたら、そう思たんやなと受け止めてしまう。厚かましさに愛嬌のある句だと思ってきた。
妖精と酢豚は似ている。あの湯気も、甘酢あんも、白い皿に残されたパイナップルもみんな妖精ではないか!

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