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2018年6月13日 (水)

空と空

神戸市立小磯記念美術館、「神戸市立博物館所蔵 洋画セレクション」へ。

小学生(3年生くらい?)の課外活動といっしょになる。学芸員さんが、今回の展示について解説。裸婦が何点かあったので、どんな風に説明されるのかと思ったら、するっととばされた。ひと通り解説が終ると、各自好きな作品を選んでA4の紙に模写をはじめる。
男子に一番人気は、迫力のある「猛虎」。6人が座ったり、寝そべったりして描く。次は、威勢のいい「薩摩鶏」で5人。女子は、さわやかな「日の出」に7人。「カーニュの丘」の前に、男子が1人。えんぴつを目の前にかざし、画家のような仕草。絵画を習っているのだろか?
次の部屋にも小学生たちはいた。付き添いの先生が、「どうぞ前で見てください」とおっしゃるが、なかなか見にくい。男子は魚の「さより」に集中。女子は、「花」や「人形」だった。さいごの部屋は、風景画中心で、男子の人気は「夏山」「砂丘」「水牛」「船」、女子はやっぱり「花」。すでにジェンダーは形成されているのか…。
早々と描きあげて、あそびはじめた子らを廊下に連れ出して先生が注意する。まだ描けていない子たちは、「時間ない、やばい、やばい」と焦る。最初の部屋の「カーニュの丘」を見に戻ると、まだ空のほんの一部しか描けていなかった。

ポートライナーから見た空は、カーニュの丘の空の青とよく似ていた。彼はきっと、あの空と雲を気に入ったのだろう。

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