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2018年7月 7日 (土)

しずく

雨が止まない。ずっと雨音を聞いている。

昨日、オウム真理教の元代表、教団幹部ら7人の死刑が執行された。江里昭彦さん発行の「ジャム・セッション」第12号(2018年1月31日発行)に掲載されている、中川智正死刑囚の俳句を、もう一度読む。

    紫陽花の蕾の脇を風呂上がり

    同室が誰とは知らず蠅生まる

    親鹿の声よと森に母の声

    ひるげどき白鶺鴒がふねのへり

    クロールに息継ぎのあり日の平和

    ハモニカを吹く今生や虫時雨

犯した罪は、消えることはありません。ましてや被害者やご遺族にとっては、刑の執行でかなしみが癒えることもないでしょう。

お経のように、雨音が途切れない。一粒の雫のように、そこへ辿り着いてしまった中川智正氏のご冥福をお祈りします。

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