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2019年4月

2019年4月30日 (火)

病室を船の時間と名付け

うみの会、兼題「名」。

10連休中日で、平成最後の日。こんな日の接骨院は空いているに違いない、と思って行ったら大満員。平成最後の日の献立を何にするかばかり考えながら、半日つぶす。

それより、作品を書かなければいけない。あまりに書けないので、国立国際美術館のクリスチャン・ボルタンスキー展を観に行ってきた。膨大な写真、洋服、そして心音…いない人がいる、いる人がいない空間。生と死、自己と他者、善と悪、美と醜……あらゆる境界が曖昧になってゆく。ことばはますます遠のいてしまった。

10連休も特に予定のない方、川柳の句会でもないかな?という方。5月5日にスパイラル句会がありますよ!

2019年4月29日 (月)

ふていしゅうそでしょうよドクダミ刈る

うみの会、雑詠。

詩集「名井島」で注目される、詩人の時里二郎さんをゲストにお招きしての、平成さいごの句会。
時里さんから、川柳はアナーキーでシュールで過激すぎるとの感想をいただいたが、参加者からは今日はおとなしい方じゃないかとの意見も出た。アナーキー、シュール……、素敵だ。私も書いてみたい。

句評に「ナンセンス」ということばもよく出た。肯定派と否定派、それぞれの使うナンセンス。一句をナンセンスな句と読むか、そうではないのか。などなど……、せっかくの機会なのでそこの議論をもう少し深めてもよかったかもしれない。進行の私の力不足で、掘り下げることができなかった。進行はむずかしい。ほんとうに、下手でごめんなさい。

さて、ドクダミ。おじいちゃんちの家と塀の間の薄暗いところを埋めるように生えている。花の姿も匂いも好きとか嫌いを越えて、あの場所になくてはならない一種のお守りのような花としてある。

2019年4月22日 (月)

改札にて

阪急電車の改札を入る時に、なぜか「いかりスーパーポイントカード」をピっとしてしまった。
誰でもあるよね、こういう間違いは。で、当然、ガチャンとレバーが閉まります。
ところが私、身体能力高すぎくんだから、左足がすでに改札を抜けていたのです。
そう、レバーを股にはさんだ状態になってしまい、その状態のまま手を伸ばして、再度ICOCAをピッ、ピッ、ピッ、ピッ……と鬼のように押し付けてみたけど、開かない。改札の端っこの駅員さんを振り返ったら、唖然として見つめるのみ。助けてくれない。
仕方ないので、雄犬のおしっこの格好でレバーをはずして駅員さんのとこへ行ったら、真顔で「もう一度やりなおしてください」って。聞くまでもなかった。

ダメージのせいか、久しぶりに風邪らしい風邪をひいた。もう復活してるけど、月末締切のものが〜〜〜〜。平成から令和へ、レバーを股に挟んで抜けられなくなっている自分を想像しては振り払っている。

2019年4月19日 (金)

めんどくさい人

伊丹には特に名物がないが、2017年11月にオープンして以来、行列のできる店として話題のどら焼き屋さんがある。並んでまで買わなくても、そのうちフツーに買えるようにようになるだろうと思っていたら、たびたびテレビで紹介されて行列が続いている。
青がお世話になっている人が食べてみたいそうで、その人の誕生日プレゼントに買いに行った。まず、9時から配布の整理券を取りに行く。9時2分に着いて、23番。どら焼きは6個セット(1,230円)を1人2セットまで購入できる。せっかくなので、家でも食べてみることに。6個もいらないんだけど…。10時から整理券番号順に品物と引き換え。そのときに、おはぎセット(470円)やわらび餅(350円)も買える。みんな何かしらいっしょに買っている。ここまで並んだんだし…という気持ちになるのだな。つけこまれちゃって、やだね〜。「ごいっしょに、おはぎセット、わらび餅はいかがですか?」「……え、じゃあおはぎセット」買うんか〜い!!
私たちの3人前のおばさんは、どら焼きとおはぎのセットを2つ、さらにそれを1つの袋に…というのを、ものすごくややこしく言うので、店員さんが何度も確認してやっとレジへとすすんだ。レジを打って合計金額を言われたところで、「それぞれレシート分けてくれる」と。えええ、今言う???と店内の全員が心の中で一斉に突っ込む。ややこしい会計が終ったところで、「整理券もう一枚欲しいねんけど、余ってない?」ときた。「お一人さま、1日2枚までです」「でも、配り終わったんじゃないの?余ってたらダメなの?」……このやり取りを3ターン。
店を出てから、おばさん、ハート強いね。めんどくさかったね。店員さん、笑顔でプロフェッショナルだったね。あれこれ感心する。
で、どら焼き。皮が薄めでもちもちして、おもしろい。あんこは、おはぎの方も塩が利いててしっかりしたお味。神戸の中山手にある「つばきや」のおはぎの方がやさしい味で私は好き。

それから、期日前投票を済ませて、溶岩ホツトヨガの体験レッスンへ。更衣室で、知らない人から話しかけられる。「今日、体験?」「はい」「最初は、もっとやさしいレッスンから始めないと…今からのクラスは星(難易度を示す印)2つでしょ。1つのからした方がいいのよ」。それから私と青が着替え始めると、「ロッカーが隣りどおしだと着替えにくいでしょ、一人は後ろを使った方が広く使えるから」……青が、後のロッカーに移る。
岩盤ホットヨガは温泉に入ったみたいにほっこほこでよかったけど、あのおばさんがめんどくさいねーと、おばさんがマイナスポイントなのだった。


2019年4月17日 (水)

声と水音

ココログの不具合は続いている。記事の下書き保存できてなくて、先日から書きかけのものが2回も消えた。何を書いたかも忘れてしまっているのは、それだけしょうもないということだろう。

工事も続いている。今日は高圧洗浄で、盛大な水音。そして、またしても選挙。今度は市会議員選挙なので、選挙カーもひっきりなし。「本日、誕生日を迎えた、29歳です」知らんがな!「力強い握手をいただきました、皆さまの、この手の温もりは忘れません」百恵ちゃんか!「市政の場へ立たせてやってください。立たせてください」クララか!雑音に惑わされ、仕事は捗らない。10連休のおかげで、仕事は年末進行なみに締切がタイトであっぷあっぷ。溺れかけへ、ホースから水が噴射されている。……やっぱり、しょうもない。

2019年4月 9日 (火)

美味しい店

今日は、某所の通信発送作業のお手伝いへ。封筒にラベル宛名ラベルを貼る。7種類の印刷物をセット。封筒に入れる。のり付けして封をする。約900部を2.5人で仕上げる。ベテランさん、早い、早い。コツを教えてもらったけど、5分の1くらいしかできない。紙で手は切るし、封筒は破るし。ポンコツな私。1日があっという間に過ぎた。

労働したので、青と飲みに行く。昭和感のにじむお寿司屋さんに入ったら、客はおらず老夫婦がテレビで野球観戦中だった。
店の設えから、什器すべて、見れば見るほど年季がはいっている。青が金庫と間違えたのは、氷の冷蔵庫。いつからやっているのか聞くとこの5月で55年という。「えっ?大将はおいくつですか?」「89歳」「えっ?お母さんはおいくつですか?「ちょっと下」。すごい、すごい、すご〜〜〜い。お母さん、髪をきれいにアップして、着物に割烹着。お肌もつややか。大将は手元がちょっとドリフのコント入ってるから、カウンターに置いた寿司が倒れてご飯とさしみになるときあるけど、ご愛嬌、ご愛嬌。焼き穴子や蒸し穴子は、大将が小皿に乗せてパス、お母さんがさっと炙ったのを握ってくれる。
盆と正月とGWの数日以外、ほとんど休まずに店をつづけてこられたのだとか。「2月に(大将が)帯状疱疹してまだ治りきってないんやけどね」って。きっと、お店してた方がからだにいいんだろうな。宣伝したいけど、お客さんが殺到して、大将がまた帯状疱疹になってもいけないので名前は伏せます。行きたい方は、個人的に聞いてくださいね。神戸です。お会計も良心的です。ぜひ、行ってみてほしいです。「また来るので元気でいてくださいね」と言うと、「はい、生きとく〜!」。お母さん、素敵すぎる。
料理の美味しさが、味だけじゃないことを教えてくれる店です。(美味しくないわけじゃないですよ!笑)ほんと、感動したもの。

2019年4月 8日 (月)

平成最後のお花見

今朝、そろそろ起きなければ…と寝返りを打ったら、こむら返り。息ができない。足の指を向こうずね側に引っ張ったら治まるとかいうけど、それどころじゃない。

昨日は、現代詩、短歌、俳句、川柳作品を持ち寄っての批評会。いつもとまったく違う筋肉を使った感じで、慣れない疲れを感じたのでそれでか?なぜ足に(笑)
ジャンルによってテーマへのアプローチや、読み方も違ったりして、いろいろ発見があった。いずれ、誌面で発表されるので詳しくは書けないけれど、俳人さんの言う「ここは軽く切れてると思うんですよ」という「切れてるチーズ」的な見破りの確かさ。歌人さんの「いきなり勝手に決められてもそんな設定無理やから」という意見には、何にでも答えを出して言い切る川柳のアイデンティティを揺さぶられた。
そして、二次会での「時実新子って女やったんですか?ずっと男やと思ってました」の衝撃発言。そらもう、平成も終るわ。

駅へ向かう途中の公園には桜。公園の前のコンビニで缶チューハイとするめを買って、タコのすべり台に座って飲んだ。ついでお花見も悪くない。

2019年4月 6日 (土)

まさか…

ココログリニューアルの余波がおさまらない。日々、不具合の修正箇所がアップされていているが、追いつかない模様。クレームも「いい加減にしろ」「すぐに元に戻せ」から、「賠償請求を検討している」レベルになってきた。たしかに大失敗だと思う。対応もまずかったと思う。特に、丁寧な説明がなかったことで、ログインや記事のアップに無駄な労力と時間を費やさなければならなかったのにはうんざりした。

それでも、どっちを向いてもクレームばかりの世の中は世知辛いと思う。なので、できるだけ、よい方の声を届けることに勤めている。
補修工事の作業員さんたちの挨拶が気持ちよくて、言葉遣いが丁寧で、網戸を外してくれたり、自転車を出し入れしてくれたりと親切にしてくれるので、エントランスに設置されていたご意見はがきに書いて出したら、すぐに社長さんからお礼の手紙が届いた。が、名前の一字が違っていた。私の字が流麗すぎたのね〜と気にしてなかったのに、現場責任者さんからお詫びの電話が入り、丁寧なお詫びの手紙まで届いた。
「だいたい網戸を外し忘れて迷惑かけといて、こんなん書くヒマあったら外しとけよって思われてるわ…」と、青に言われながら、ふとベランダを見たら、ピンチハンガーにパンツが1枚!その横に作業員さんが2人!「ぎゃ〜、パンツ!」、私の声にベランダを見た青が、「何の嫌がらせなん!」と爆笑。1枚だけ取り込み忘れるなんて、そんなミスしたことないのに…。気持ち悪がられてるよなあ…要注意住戸だろうな…。

2019年4月 3日 (水)

あらら

立ったまま左足のくつ下を履こうとしたらバランスが崩れて、たったそれだけのことで腰がおかしくなって歩行困難になってしまった。去年から右腕は上がらないままだし、老化っておもしろい。何とか接骨院まで辿り着いたら、Y先生が腰骨や尾骶骨をぐいぐい押して、押して、押しまくり。歩けた!ゴッドハンド!人体ってふしぎ。

さて、先日、句評会のおしらせをしましたが、句集「hibi」が増刷されることになりました。増刷に寄せて、川柳人、詩人、俳人、書店員の皆さまからいただきましたコメントが、「港の人」HPに掲載されています。それぞれのコメントが、まさに“詩”。すてきな言葉を、ぜひ味わってください。句評会会場でも、販売があります。

コメントがうれしすぎて、腰痛も五十肩も花粉症もへらへら受け入れ中。

2019年4月 2日 (火)

昼の海

塗装工事でベランダに出られず、洗濯物がかなり溜まってきた。そうだ、コインランドリーに行こうと思い立つ。(遅い!)そうだ、そうだ、家で洗って乾燥だけすればいいんだ!と、だれでもすぐに思いつくようなことを自慢気に言って青にスルーされる。コインランドリーのドラムはでっかいんだから…と、めいっぱい洗った。軽く乾燥して、出来上り。ん?ゴミ袋に2つ??自転車で、どうやって持って行くんですか〜?!自転車の前かごに一つをどかっと乗せて、もう一つを手で持ってよろよろコインランドリーへ。まるでホームレス。

コインランドリーへ着いたものの、慣れていないのでシステムがよく分からない。端っこの一番小さいドラムの「乾燥のみサービス中」に、サービスしてくれるならと決める。ドラムの開け方が分からず、引っ張ったり、押したり、がちゃがちゃしたり、ここでも不審者。やっと放り込んで、100円で11分。あかるいコインランドリーに一人。持って来た瀬戸内のクルーズ船「guntu(ガンツウ)」号の船内に飾られている絵画、Yoon Heechang氏の作品集を見る。

おじいさんが入って来た。一つだけ洗濯中だったドラムが、ピーッと止まる。慣れた手つきでキャスター付きのカゴに洗濯物を取り出すと、90度向きを変えて、乾燥専用のドラムに入れてお金を入れた。洗濯物は、黒と白の二色のみ。そしてまた出て行った。
私の11分も終了したが、生乾きだった。もう100円を入れる。ふたたびドラムが回り始め、もしかしてドラムが小さすぎ?と気づく。おじいさんの洗濯物は、ドラムの中をのびのび浮遊している。私の洗濯物は、だんご状態である。はたして、またも生乾きであった。
取り出して、一番大きな乾燥専用に移す。今度は100円で8分。右回りにのびのび浮遊し頂上ではらっと落ちる。次は左回りにはらっ。見ていて飽きない。あっという間に、8分終了。くつ下のゴム部分とかがまだ湿っぽくて、もう100円投入。
さっきのおじいさんが戻って来た。またすぐにピーッと乾燥が終了して、キャスター付きのカゴに取り出すと、一枚ずつ畳んだものを持参した洗濯カゴに入れていく。黒と白に混ざって、一枚だけ迷彩柄のパンツがあった。いつの間にかもう一人おじいさんが椅子に座っている。畳み終えると二人はいっしょに出て行き、あとから来たおじいさんの運転する車で帰って行った。

また一人になった。作品集のおしまいに「海」の歌詞があった。松原遠く消ゆるところ 白帆の影は浮かぶ 干網浜に高くして かもめは低く波に飛ぶ 見よ 昼の海 見よ 昼の海 ……小さく歌ったら、乾燥機が止まった。潜水艦みたいな蓋をあけるとここ数日の私が出てきた。

2019年4月 1日 (月)

「hibi」句評会

「川柳スパイラル」東京句会で、拙句集「hibi」の句評会をひらいていただけることになりました。川柳人で歌人でもある飯島章友さんと、歌人の牛隆祐さんをナビゲーターに、参加の皆さんと自由に語り合う会です。句評会となっていますが、作品のみならず、編集や装幀……句集全体についてもお話いただければと思います。これまで、川柳句集について意見交換する機会はなかったように思います。句集をお考えの方や、句集は出さないと思っていらっしゃる方にも、参考になればうれしいです。句会もあります。どうぞよろしくお願いいたします。

川柳スパイラル東京句会
日時 5月5日(日)13:00〜17:00
会場 北とぴあ 第一和室 JR王子駅北口 徒歩2分

    13:30 出句締切
第一部 13:30〜15:10 「hibi」句評会
第二部 15:50〜    句会
    兼題「罅」「日々」「うっすら」「活字」、雑詠 各2句

終了後、懇親会もあります。

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