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2019年8月 2日 (金)

菩提樹の香るこころがゆきわたる

つづきの会、雑詠。

朝倉かすみ「平場の月」。読み始めたら止められなくなって、一気に読んだ。かつての同級生が再会する恋、片方が死を迎える悲恋はよくある。そういう話かと思ったら、まったく違う。失敗してきたからこそ、死をみつめるからこその情愛がしずかに沁みる。湧き水みたいな涙があふれた。
主人公の男性の名は、青砥。イメージがねじまき句会でお世話になっている青砥さんに重なって、最初から好感度高めなのを発見した。鈴木や田中なら、だれかに重なることはない。○○と言えばで、一人だけ紐づいて、有名人にもいないからかな。

夜、「ひびくじ」の補充に葉ね文庫に行ったら、札幌のほうきのアトリエと本の店「がたんごとん」の吉田さんがおられた。「ひびくじ」をおすそわけできたので、札幌の方にも引いていただける。名詞には、ほうきと本のイラストに「生きるための道具と詩歌」とある。素敵だ。

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コメント

まぁ 主人公の名字が一緒だなんて・・
作中人物に名前をつけるとき ありそうでそんなになさそうな?名前にするって聞いたことがあるけれど 確かにレアなほうに括られる名字かもですね。
でも 東京に青砥駅ってあるんだけどなぁ。
恋愛ものをあまり読まないけれど 桐子さんの紹介で何となく気にかかりました。
読んでみますね。
涙 涙といえば 最近 高畑淳子さんのシャンソンで「手紙 親愛なる子どもたちへ」というのを聞きました。
高畑淳子さんの表現力はもちろんだけど 歌詞をかみしめながら泣きましたね。
歌詞だけでも見てみてください。泣けますよ。たぶん。

こんばんは。
主人公たちは元同級生だから、名字で呼び合うの。
だから、何度も何度も出て来るんですよ。
ネーミング、うまいなと思いました。
恋愛は恋愛だけど、ちょっと違うからぜひ読んでみてください。

「手紙 親愛なる子どもたちへ」!
こんな素直な素直な年寄りになりたい!
私、青砥の相手の須藤タイプだから、無理そう。

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