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2019年9月12日 (木)

虚構

須賀敦子没後20年の昨年、「須賀敦子の旅路」を出された大竹昭子さんと、イタリア文学研究者の武谷なおみさんのトークへ。
お二人が語る一人の女性としての須賀敦子と、作家須賀敦子。文章からの勝手な印象で、大いに納得するものと新鮮なギャップ。ますます、須賀敦子に惹かれた。声も文字も、かわいらしさにかなり驚いた。

エスプレッソのようなぎゅっとしたトークで、カップの底に残ったのは「虚構」の文字…。
「コルシア書店の仲間たち」は、須賀が事実を虚構化することへ一歩踏み越えた作品。作り話ではなく、作品化することで、より真実を伝えようとする虚構。須賀の虚構には、人に対する脅え、恐れが常にあったように思う。

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