2019年2月 3日 (日)

星一つ入れて鳴り止まない眼

川柳スパイラル句会、雑詠。

洗濯物を干していたら、近所から玉葱を炒める匂いが流れてきた。カレー用?飴色になるまでじっくり火を通すのは、日曜日の朝の余裕かな。今日はすることがいっぱいと思っていたこころが、すこしゆるむ。
明日から、ちょっと遠出をする(篤子さ〜ん、ついに行きますよ〜)。インフルエンザがこわくて、この半月ほどは半分引きこもっていた。予防接種を受けそびれてしまったのだ。ジムも接骨院も行かず、絶対に外せないないところだけ、マスクで外出。外から帰ると、Vシネばりに「胃酸に沈めたろかコラ」と、緑茶を急須一杯飲んでウイルス撃退。
それでも、インフルはじりじり迫りくる。句会でごいっしょした人、青の職場のボス、インターンさん、……。潜伏期間を指折り数え、今発症したら間に合うと計算する日々。何とか持ちこたえた(はず)。

それでは、夜空をいっぱい見上げてきま〜す!

2019年1月31日 (木)

性別をまだ決めかねている砂丘

ネットで会員登録の手続きをしていたら、性別について、〈男性〉、〈女性〉、〈回答しない〉の3つの選択肢があった。当たり前のように性別が問われて、当たり前のように男女の二択ではなくなってきている。

2019年1月20日 (日)

あたらしい傘とうめいな膜として

スパイラル句会、題詠「滲む」。

ビニール傘が好きだと前から思っていた。世界はやさしく滲んで、私は消えてはいない。くらげのように漂いながら、くらげを見ている。

歌人、瀬戸夏子さんの、「現代詩と川柳が近い」という発言に、おっ!と思った。これまで、川柳は短歌と近いと言われてきた。思いを詠む川柳が主流だったからど思う。瀬戸さんが川柳全体を見ていないにしても、瀬戸さんの目に触れた川柳は、現代詩に近いということだ。

2019年1月18日 (金)

吃音の風 土手弱らせる

土鍋で粥を焚いている。

ボボボボボウと風のような音に、キィキィとなにかの鳴き声のようなものが混ざる。
黒い鍋の中で何かが生れては死んで、百年ばかり経っているのではないだろうか。

2019年1月16日 (水)

この町にない水門と檸檬の木

うみの会、雑詠。

うみの会は、毎回他ジャンルからのゲスト選者をお招きする。今回は、俳人の中田剛さん。
俳句と川柳の違いというのは、よく問われる。今回、中田さんの「読み」の違いの話が興味深かった。俳句は、描きたい景なりものをきちんと描く。読み手は、そこに描かれていないものを読むのだと。川柳は、どちらかと言うと、全部言ってしまうことを嫌う。あえて、ぼかしたり、ねじったりして、描き切らない。読み手は、描かれていることから、想像をふくらませて読む。
もちろん、俳句にも川柳にも、そうでない作品や読みもあると思うけれど、感覚的に腑に落ちた。

2019年1月11日 (金)

グレイヘア 萩の喝采浴びながら  鈴木節子

「川柳杜人」 2018冬 通巻280号、同人作品。

グレイヘアと萩の取り合わせが素敵。これはやっぱり白萩かな? たおやかで、ゆかしい萩の花。某女性誌によると、グレイヘアはファッションではなく、私らしさを選択する「生き方」なのだとか。こぼれるものはこぼれなさいというように、揺れる萩。この喝采には、連帯感を感じた。

昨秋からヘアカラーをやめて、順調に白くなってきている。近ごろは道を歩いていても、ついグレイヘアに注目してしまう。
猫の柄(?)にはいくつかパターンがあるが、グレイヘアにも単色、ごま塩、ボーダー、ミックス(他のカラーを足している人)など、いろいろあっておもしろい。猫は柄と性格の関連性が言われることがあるけど、グレイヘアもあるのかしら?

母はアンチエイジング大好きな人で、もともとカラーをはじめたのも母から「やらしい、染めなさい」と言われたからだった。で、母が来たらきっと全否定されるだろうと覚悟していたら、「近藤さとさんもしてた…流行ってるんやろ」とあっさり。そうそう、母はトレンドにも弱かった。これからは何でも、流行ってるねんと言うことにする。

2019年1月 8日 (火)

新年詠

  黒豆の鍋 千年後の星空

  モスリンにくるむどんぐり落ちる音

「ASMR」という、音フェチ動画が女子中高生中心に流行っているらしい。YouTubeで検索すると、耳かきや、スライムで遊ぶ音の動画がたくさん出てくる。「脳がとろける」らしいけど……分からない。本をめくる音の方が、好きだなあ。

2018年12月25日 (火)

小雪降るとき違う声で言うとき

ねじまき句会、雑詠。
立派な「とき、とき構文」。構文あるあるに抵抗あるって言っておきながら、これだもの。
だからブログなんか書くと、はずかしいばかり。

今日は、今年さいごの教室。
 暗い ー 過去、 ぐっすり ー 眠る、雪が ー 舞う、のような常套的な表現から抜けて、もっと自由にことばを使いましょう…ということで、天狗俳諧でことばの出会いのおもしろさを体感していただいた 。
「冬」というざっくりした題で、それぞれに上5、中7、下5を3つずつ書いていただいて、全員分をシャッフル。各自1枚ずつ引いてできた1句を読み上げてゆく。
すると、濡れている ー 足音、笑う ー オーバー、ふくらんでゆく ー ハイヒール、など絶妙の取り合わせが続出。ことばを豊かに、自由に…。来年の目標かな。

2018年12月24日 (月)

南青山に店出すたこやき屋

残り福句会、兼題「度胸」。

行く先々で、ブログを更新していないことをご心配いただきます。申し訳ありません。

特別な事情があるわけではなく、まあ12月はいつもよりはやや忙しめではありますが、書きそびれていました。

昨日は、今年さいごの句会。全国で一番笑いの多い句会と言われる「残り福」さんへ。
日常、世相を笑い飛ばす句が多くて、「ここ来たら気ぃ晴れるわ〜」と毎回80〜100名の賑わい。
ユーモア句がほとんどないと言われる私も、時事句でチャレンジしてみました。

選をさせていただいた兼題「酔う」。秀句は、(表記正確でないかもしれませんが)

 酔うたかなじっと手を見る裏返す  嶋澤喜八郎

2018年11月20日 (火)

sense

きのうは、選句の一日。

川柳は題詠が多いせいか、何を書くか、発想の方に力が注がれている気がする。書き方のバリエーションが少なく感じた。

奇抜な帽子とか、プレスリーのフリンジ袖みたいな、1点もの勝負みたいな句はあるけど、もっと、ファストファッションをしゅっと着こなすとか、かちっとしたスーツを着崩すとか、さりげない小物(助詞とか)にこだわるとか、そっちの方が開拓の余地ありだと思った。

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